
進化するスマートホーム製品
セミナーや調理実演のライブ配信開始
主催のIHA(インターナショナル・ハウスウェアズ・アソシエーション)デレク・ミラー副社長のインタビューを続ける。

――昨年と会場構成などはあまり変わっていないように思えます。今回展からの新たな取り組み、見どころは。
ミラー 会場の構成は特に変更していません。しかし、昨年から形成しているスマートホームパビリオンを拡張しました。昨年の14社から28社と出展社は倍になりました。
スマートホーム製品市場は、非常に注目されています。2016年に21.1億㌦といわれた市場規模は、2022年には534.5億㌦に達すると予想されています。
はじめは、照明器具をスマートフォンでオン・オフできるなど単純な機能のものから始まりましたが、近年ではキッチン家電など複雑なものに進化してきました。今回のパビリオンでも、ボタンを押せば自動で香辛料をブレンドしてスパイスブレンドができる機器なども新たに出展し、注目されました。
パビリオンについては、来場・出展者ともに、新たな技術を見ることができたと非常に喜んでもらえました。
――同パビリオンでは、教育プログラムも実施していましたね。
ミラー スマート・トークスという教育プログラムを5つ実施しました。「未来のスマートキッチン」や「ジェンダーマーケティングとスマートホーム」などです。
また、今回展からこういったプログラムのWEB上でのライブ配信も始めました。スマート・トークスのほかに、クッキング・シアターの調理実演もライブ配信しました。


続きは本紙にて
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この記事は紙面の一部を抜粋しています
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