永禄9年 創業450周年 西川産業が感謝の会開く

永禄9年 創業450周年 西川産業が感謝の会開く
西川八一行社長

西川産業(東京都中央区日本橋富沢町、西川甚五郎会長、西川八一行社長)が創業450周年を迎えた感謝の会が5月12日、都内のホテルで盛大に行われた。同会は取引先販売関係、同社製品納入業者らを招いて、同社の450年の歴史と現状、これからの事業方向などを紹介するとともに、今日までの長年の取り引きに対して感謝の意を込めた。

会はスクリーンに同社450年の歩みを映して始まった。織田信長が桶狭間の合戦に勝利した6年後、1566年に創業、初代が行商から身を起こし、2代目甚五郎が箱根越えで夢見した新緑の鮮やかさからヒントを得て涼味溢れる萌黄蚊帳を創案、この近江蚊帳が諸国に広まり、喜多川歌麿の浮世絵にまで描かれた。

蚊帳と共に布団も扱い、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の3方良しをモットーに商売を続けて、寝具の西川のブランドを確たるものとしてきた。また、84歳の西川甚五郎会長はあいさつの中で「誠実」「親切」「共栄」を基本に、地味ななかにも先を志向し、社員とともに前進発展すると語った。

西川八一行社長は「日頃の販売に力を貸していただいて今日にきた。多くの人に支えられたすべてのことにお礼を申し上げる。初代は近江で楽市楽座で商売を始め、お客
様に対しても、また、商売の姿勢でも誠実、親切、共栄を社是として進めてきた。450年の創業歴、そして400年前のチャレンジスピリットを西川のDNAとして、3方良しの商売を続け、今後、500周年、1000周年に繋げる一歩を踏み出したい」と挨拶した。

その後、スクリーンを使用して、同社の志向する新市場とくにスポーツ分野への進出や、産学協同開発の寝具の新製品、睡眠科学の分野から健康にまで及ぶ製品創出など、幅広い開発現況を報告した。スポーツの分野では約1兆1千億円に及ぶ市場や、医療業界などへ関連する製品開発と国民生活を支える事業分野の拡大構想など注力してきた軌跡と方向を語った。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

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