第94回 東京レザーフェア 日本のモノづくりの原動力を見つけられる展示会

第94回東京レザーフェア 日本のモノづくりの原動力を見つけられる展示会

6月16〜17日 台東区が皮革の町に

※写真は過去展のものを掲載しています。

日本最大級の皮革資材の見本市『東京レザーフェア』が6月16〜17日まで都立産業貿易センター台東館で開催される。洋服や靴・鞄などに使うデザイン性のある皮革素材からソファなどに使う高品質、高耐久の素材まであらゆる革素材と皮革製品が見ることが出来る。種類は牛革が多く、ついで羊、馬、豚、鳥など多品種の素材を見ることが出来るのも魅力だ。

今展で94回を迎え国内を中心に皮革関連企業約150社が集まり、来場者はアパレルメーカーや鞄靴などのメーカー、小売店が多い。最近はデザイナーや学生も多く、新しい素材を求めてインテリア関連の企業も増えてきている。「JAPAN STANDARD」をテーマに各社デザイン性と革新性を追求した素材を展示する。また、イタリアやフランスなどのタンナーも出展する予定だ。会期中は、コラボレーションを目的とした「コンペティション」、人気のレザーファッションショーのプレイベントとしての「パネルディスカッション」、最新の皮革素材を展示し、人気投票を行う「トレンドラボラトリー」など様々なイベントも開催する。

140年以上の歴史を持つ日本の皮革産業は、革のメッカであるイタリアに負けないほどのなめし技術があると言われている。色使いはイタリアには及ばないまでも、革のなめらかさ、耐久性や加工技術は世界からも注目されているという。また、「エコレザー」に代表される環境に配慮した製造工程の取組もすすんでいる。

和歌山県や兵庫県は昔からタンナーが集まる皮革産地として大小数百社に及ぶ皮革関連企業が集積する。特に兵庫県の龍野・姫路は皮革工場が集積し日本一の生産量を誇り、このうち50社近くが『東京レザーフェア』に出展する。東京の墨田区も皮革工場が集まる産地であり隣の台東区は靴や鞄のメーカーが多い皮革産業の町である。今展では、東京製革業産地振興協議会として出展する。

普段目にする機会の少ない資材メーカーがメインの展示会であるが、皮革業界の積極的なPR活動とモノづくりへの熱心な取り組みは国内外で評価され毎年来場者が増えている。また、『東京レザーフェア』が行われる会期中に併せ、墨田区・台東区の皮革メーカーの個展が開催される。

尚、ソファなどの家具用に対応している企業は、カネメ商店、ミドリオートレザー、田村光商店など数社に留まるが、それ以外でも個別に対応してくれる企業もあるようだ。

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◆第94回東京レザーフェア
開催場所:都立産業貿易センター(4-7F)
主催:協同組合資材連
お問合せ:03-3873-6564
入場無料(受付で登録必要)

東京レザーフェア ウェブサイト
田村光商店 ウェブサイト
株式会社カナメ ウェブサイト

会場の様子

会場の様子

レザー製品を身にまとったファッションショー

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最新のレザー製品から人気投票するトレンドラボラトリ

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都内でも在庫量とバリエーションの豊富さに定評がる田村光商店のブース、家具用の皮革も揃える

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良質な植物タンニンの皮革を提案するカナメ

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大手の家具メーカーに皮革を卸すミドリホクヨー(現在ミドリオートレザーに社名変更)

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