アートハウス21 都内にセレクトショップ初出店

アートハウス21 都内にセレクトショップ初出店

創業50年 トラディショナルとクラシックをテーマに

直輸入家具インテリアの販売を手掛けるアートハウス21(福岡県筑紫野市、吉村稔男社長)は、7月15日東京・表参道に同社としては都内初店舗となるセレクトショップ、「ART HOUSE21 OMOTESANDOU 」(渋谷区神宮前5―17―16)をオープンした。

店舗外観
店舗外観

創業50年を迎える同社は、英国を中心とした欧州直輸入の家具インテリアを、厳選されたクオリティーの高い商品として扱い、欧州直輸入クラッシク専門店では国内最大規模となる。

これまで本社の位置する福岡県内に2店舗を構えていたが、国内で最多の人口を有する都内で家具インテリアの魅力や本物の価値を顧客に味わってもらうため、同店の開設に至った。

地上3階建ての同店の店舗面積は、合計で約260m²。本店の意志を受け継ぎ、「トラディショナルとクラシック」をテーマに掲げる。

店内には欧州のトレンドを融合させた9のコンセプトルームが存在し、それぞれ異なるインテリアがあたかも実際に使われているかのように配置されており、壁や床も部屋ごとに異なっていた。

9室設けられたコンセプトルーム
9室設けられたコンセプトルーム

同店には、福岡から吉村社長も来店した。同店について特に推していきたいポイントについて聞いたところ、アンティークの「リプロダクション」、すなわち昔の定番を再びデザインして作るのではなく、当時のデザインや感触を忠実に再現したアンティーク商品とのことだ。国内の家具店はその時の潮流に乗る傾向が強いが、同店の商品は一つのコンセプトのもとにあるため、飽きが来なく、流行を追っていないため、いつの時代であっても通用するという。

伝統技術を有する職人の手によってできたアンティーク商品を、海外より直輸入するのだが、直輸入するにあたっては契約や納品などの面でリスクもある。しかし、リスクがあるからこそ、同社以外の競合がとらない方法であり、何より同社が長年培ってきた感性をもとに、本当に自分たちが「これだ」と思ったほかにない商品を仕入れることができる。これこそが、同社の商品選定の哲学だと吉村社長。

吉村稔男社長
吉村稔男社長

また、海外では名の知れていても日本国内においてはまだまだ認知度が低いブランドの商品も扱うといい、特にフランスのブランド「グランジェ」の商品は、国内初にして現時点で唯一の販売になるという。

国内初販売となる「グランジェ」の商品
国内初販売となる「グランジェ」の商品

店内の配置について特にこだわった点について聞いてみたところ、前述のように実際の部屋のようなコンセプトルームを設けることで、インテリアのスタイルブックとしての役割を担えるようにしたということだ。椅子やテーブルといった家具はもちろん、じゅうたんや壁紙、さらにはクラシックカーの模型や絵画といった室内インテリアなど、単なる商品の陳列ではなく、こうしたスタイルの部屋はどうか、と見る者に訴えかける。部屋内にあるものはすべて商品であり、顧客はこれらを一括でも、単品でも購入できる。もちろん、これらの商品は実際に座ったりして使い心地を試すことも可能で、店内のみならず、顧客宅への無料貸し出しサービスも実施している。

家具だけでなく、室内インテリアも販売
家具だけでなく、室内インテリアも販売

顧客層としては、主に富裕層を想定しているが、稀に高品質の商品を求める若年層も来店するという。主に桜の木を用いた商品は、多くの人的資源を投じているため、どうしても価格帯がソファで10万円以上と高くなってしまうということだが、いずれにしても、こうした商品の購入を通じて、高品質の商品が長持ちすること、そして長年使い込まれた商品には新品の家具にはない醍醐味があるということを感じてもらえればと吉村社長。長期間の使用を見越してアフターサービスも充実しており、自社工房で椅子の生地の張替えや表面削りなどを実施しているという。

今後の課題としては、認知度の向上が挙がった。福岡2店の顧客からは、その品質ゆえ高評価をもらうことはあるが、だからこそ「もっと知られてほしい」という声が上がることが多いという。それゆえ、現在は主にSNSなどでの宣伝に力を入れているというが、やみくもに他店が扱っているものを扱うのではなく、あくまで自分たちが選んだ、高品質で色あせない商品で勝負していきたい、と吉村社長。

同店へのアクセスは東京メトロ表参道駅・明治神宮前駅から徒歩約10分。
営業時間は11時〜20時。水曜定休。詳細は☎03-6427-3256か同社ウェブサイトまで。

▼ART HOUSE21 OMOTESANDOU 地図


この記事は紙面の一部を抜粋しています

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