ドイツの生産地の現状と事業 デュッセル北東に約17社でグループ形成(8/23)

ドイツの生産地の現状と事業

高級感にカシミヤを混紡マットレス、カバー生地に

ドイツの生産地の報告が入口の部分でかなりの回数を重ねてきた。ロードケンパー社の紹介が長くなったが、17社のグループ組織「メーベルマイレ」を代表する要素を持つ同社の紹介が、他社を含むドイツのメーカーの共通性を示すと思ったからだ。

スプリングマットレスをダブルにしたものや、電動式のベッドも一つのヘッドボード、シングルベッドを2台並べたものなど、モダンなデザインも注目された。ファブリックスの開発にもこだわりがあって、「ココシャネル的」なものを生地に出していると聞いた。どちらかといえば感性だが、そうした生地で高級感を出すのだという。

高級ベッド
高級ベッド
ボックススプリングの特長をディスプレイ
ボックススプリングの特長をディスプレイ

ヘッドボードも20から30種類、ベッドカバーもカシミヤ入りで、マットレスも4%は生地にカシミヤを混紡しているなど、徹底した高級素材活用をしていた。カシミヤは冬暖かく、夏に涼しい素材だからだ。さらにボックスベッドの生地は消費者に優しいヒマワリ油をマットレスに含める。ベッド10種類を3つのコンセプトに分け、高級ベッドには以上の素材配慮をしていると担当者は語った。

輸出マネジャーにいくつかの質問をした。まず日本に出さない理由として「日本市場に出す努力はしてるが、具体的なアプローチはしていない」という。つまり製品面での研究はしても、ビジネスパートナーが探せない。なによりマーケット情報がないというのだ。「日本のベッド専門企業と取り引きしたい」と語る。

続く 長島)

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こちらの連載記事は2016年3月5日号、13面より抜粋しました。

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