価格以上の価値をアピール/匠大塚・東京日本橋デザインオフィスの今 ①

匠大塚・東京日本橋デザインオフィスの今①

大塚家具からの分裂騒動のさなか、昨年7月1日に創業者である大塚勝久氏が設立した匠大塚。東京日本橋デザインオフィス(東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー25階)は、今年4月22日にオープンした、東京の中心・日本橋に位置する、実際の顧客に向けた同社初のショールームだ。続く6月29日には、大塚勝久会長ゆかりの地で大塚家具の創業地でもある埼玉・春日部に基幹店となる春日部本店をオープンさせたが、第1号店となる日本橋デザインオフィスがオープンして4カ月が経過した。同デザインオフィスの現況を紹介する。

同デザインオフィスの面積は2700m²。約1万5000点にも及ぶ取扱商品の中から厳選した、ハイクオリティなインテリア空間を見る者に訴求する。

何世代も使える「匠」の商品

扱う商品は、ダイニングやソファなどのリビングセットにとどまらず、ベッドや照明など多岐にわたっており、ワンストップで生活空間を彩る家具インテリアに触れることができる。幅広い世代にアプローチできるよう、ベーシックなものから、モダンなもの、クラッシックなものと幅広いデザインの商品を取りそろえていることも特徴だ。

ユーカリ天板のテーブルは脚にベネチアンガラスを使用
ユーカリ天板のテーブルは脚にベネチアンガラスを使用
家具だけでなくインテリアオブジェも扱う
家具だけでなくインテリアオブジェも扱う

ビルの1フロアを使用した同デザインオフィスでは「イタリアの匠」「日本の匠」「照明の匠」「ベッドの匠」と、匠の名のごとく、それぞれの品目の匠が技術と英知を結集し製作した商品が展示されていた。「そうした商品は二世代三世代と、末長く使用することができて、価格に見合う、もしくはそれ以上の価値を有する」と同社は自信をもって語った。

日本で作られた「日本の匠」の家具類
日本で作られた「日本の匠」の家具類
同社が日本で唯一扱う「ESSENZA」の商品
同社が日本で唯一扱う「ESSENZA」の商品

特に、イタリアの匠として、日本で唯一同社が扱っているという「ESSENZA(エッセンザ)」のソファやダイニングテーブルが多く展示されていた。イタリアの有名デザイナーと同社が共同で立ち上げたブランド商品は、サイズをやや大きめにとっているため、家庭内はもちろん、マンションのロビーなどコントラクトにも適するという。特に、他にないオリジナリティの高い家具を求める層に訴求してきたいとしていた。材質にもこだわりを持ち、希少なユーカリを使用したダイニングテーブルも取り扱っていた。このテーブルの脚部はベネチアンガラスでできたガラス球をアクセントに、見る者に唯一無二のデザインを訴える。また、天板に大理石を用いた家具も扱っており、木製家具に比べて重量が大きいため、配送と組立は専門のスタッフが行うということだ。末永く使用してもらえるよう、アフターサービスにも力を入れている。家具のほかにも、照明やオブジェも展示されていた。

日本で作られた商品を集めた、日本の匠の家具は、オーダーメードでサイズや材質を変えることができるのが特徴。購入者自身の部屋や嗜好に合わせた家具を購入することができる。また、6月にオープンした春日部店と同じく、無垢板のテーブル製作も展開。サンプルとして置かれた無垢板の中から好きなものを選択してテーブルにすることができ、非常に好評だという。他にも、大塚会長の肝いりということで、桐たんすや和家具も展示されていた。

好評の無垢板天板
好評の無垢板天板
同社オリジナルベッドを多数展示
同社オリジナルベッドを多数展示

オープン当初は設けられていなかったが、ベッドの展示スペースも新たに設けられた。展示されていたベッドは、いずれも同社のオリジナル商品。小型のポケットコイルを何層にも積み重ねることで、他社製品以上に身体にフィットした寝心地を体現できるという。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

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