営業利益が34%増/ニトリHD第2四半期決算発表

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ニトリホールディングス(東京都北区、白井俊之社長)は9月27日、本社で2017年度2月期第2四半期決算(3月〜8月)説明会を開催した。売上高は2,547億6,300万円(前年同期比14.7%増)、営業利益が491億1,700万円(同34.0%増)、経常利益が498億4,500万円(同32.0%増)、当期純利益が328億2,800万円(同43.3%増)となった。売上高も利益もともに2ケタ増で増収増益となった。

白井社長は新規出店と通販、法人需要が牽引し粗利益は1,395億3,400万円(前年同期比19.3%増)、粗利益率が54.8%と前年同期比2.2ポイント改善したと説明した。それに伴って、販売管理費は903億6,300万円、前年同期比12.6%増加したものの、売上高に対する割合は35.5%、前年同期比0.6ポイント改善した。

粗利益率が改善した背景・要因については、商品の入れ替えなどの原価対策が挙げられる。これで2.6ポイント改善した。為替レートの変動は0.4ポイントのマイナス要因となった。

経営指標では、自己資本比率は76.8%、前年同期に比べ、2.1ポイント減少、純利益増に伴い、自己資本利益率(ROE)は前年同期比2.7ポイント増の9.8%となった。

環七梅島店(東京都足立区梅島、今年12月オープン予定)
環七梅島店(東京都足立区梅島、今年12月オープン予定)

全体の増収増益の要因を、商品政策や出店戦略で見る。従来の郊外型大型店を中心にした出店から、東京都心や駅前立地の出店を加速させた。昨年のプランタン銀座店から増大している。同店は20歳〜30歳代の女性をターゲットにおしゃれなインテリアをアピールし、好評だという。価格帯は中級で、店内の什器は低くし白色とした。木材でコーディネートし東京都心のショップのムードをつくった。

第2四半期ではオリナス錦糸町店を始め、東京都23区内や駅前立地への出店を継続しドミナント化を推進した。第2四半期で関東地区で11店舗(出店12店舗、閉店1店舗)、近畿地区2店舗、北甲信越地区、中部・東海地区、中国・四国地区、九州地区でそれぞれ1店舗、合わせて17店舗増加し店舗数400店舗を達成した。海外37店舗(台湾24店舗、米国5店舗、中国8店舗)と合計すると、国内外の合計店舗数は437店舗となった。

同期間の商品政策では、「Nクール」シリーズが、原材料の改良により、前年度より機能性を向上させ、また取り扱い品種拡大や安定した商品供給体制の構築、販促効果もあって大幅な売上げ増となった。家具では、マットレス「Nスリープ」など自主開発商品が順調に売り上げを伸ばした。2017年2月期連結業績予想については、売上高5,000億円(前期比9.1%増)、営業利益790億円(同8.2%増)、経常利益800億円(同6.7%増)と見込む。

商品ブランド戦略では、価格帯別ブランドを構築するため、「デイ バリュー」と「&スタイル」を市場へ投入する。デイバリューは生活に必要なグッズを低価格で気軽に揃えられることをコンセプトに今年9月から90店舗で展開を開始する。シンプル&モダンのデザインで初心者でもカラ―コーディネートを安価に楽しめる。&スタイルは2017年秋から展開を予定する。より品質やデザインを重視した、生活を豊かにすることをコンセプトとしてアピール。

都心部、百貨店に出店加速「おしゃれなインテリア」需要狙う

出店政策では、百貨店への出店を進める。すでに9月9日に高島屋港南台店をオープンしている。4,950m²に家具とホームファッションを多彩なプレゼンテーションと豊富な品揃えで展開している。9月16日に東京・中目黒に中目黒店をオープンしたが、下期も東京都内中心部への出店計画は目白押しだ。9月29日にデコホーム東急横浜店(渋谷区・渋谷)、10月7日に上野マルイ店(台東区上野)、12月に新宿タカシマヤタイムズスクエア店など8店舗となっている。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

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