優れた技術を持つ企業が集結/第2回インド トレンド フェア 2016開催

優れた技術を持つ企業が集結/第2回インド トレンド フェア 2016開催

「第2回インド トレンド フェア 2016」が9月27日 から29日の3日間、ベルサール渋谷ガーデン(東京都渋谷区)で開催された。約80社が出展した。主催は日印国際産業振興協会(JIIPA)。

同協会は日印のアパレル、ホームファニシングスの相互取引活性化のため、インド政府繊維省と関係団体に掛け合い、ファッションの中心である渋谷で同展を開催することになった。段階的に、インドへ日本のデザイナーの派遣やワークショップをインド現地で開催し、日本のトレンドをインド製造業者に教え、日本の市場に見合ったものを同展示会にて展示する試みをする。

今回展では、インド製の紳士服、婦人服などのアパレル、ファッション・テーブルリネン、テーブルリネン、キッチンファブリックス、ラグ・カーペット類が出品された。

初日の27日には駐日インド大使のスジャン・R・チノイ氏、インド政府繊維省テキスタイル長官のカヴィタ・グプタ氏、経済産業省製造産業局生活製品課課長補佐の石引裕貴男氏、日印国際産業振興協会名誉理事のシャシ・ソマルワル氏、同協会理事長の能登康弘氏が出席しオープニングセレモニーが行われた。

駐日インド大使のスジャン・R・チノイ氏
駐日インド大使のスジャン・R・チノイ氏
インド政府繊維省テキスタイル長官のカヴィタ・グプタ氏
インド政府繊維省テキスタイル長官のカヴィタ・グプタ氏
経済産業省製造産業局生活製品課課長補佐の石引裕貴男氏
経済産業省製造産業局生活製品課課長補佐の石引裕貴男氏
日印国際産業振興協会名誉理事のシャシ・ソマルワル氏
日印国際産業振興協会名誉理事のシャシ・ソマルワル氏

まず、チノイ氏から開会の辞が述べられた。インドは衣類、ホームテキスタイルなどのソーシングの最適な拠点と認識されていることやインドの発展している状況を述べ、同展は日印間におけるまたとないビジネスマッチングの場であると述べた。また、「アパレル、テキスタイル、ホームウェア産業のメーカーが好みのうるさい日本の客に対しユニークな能力を発揮するまたとない機会である」と同展の魅力を説明した。

続いてグプタ氏から祝辞がのべられた。

インドは世界第2位の繊維大国であり、今日のインドの繊維業界の市場規模は国内で1100億米ドル、輸出400億米ドルの1500億米ドルと見積もられており、2021年には2500億米ドルに達すると見込まれている。また、農業に次いで多くの雇用を雇う業界である。インドの国内総生産GDPの5%を占めるといわれていると同国の現状を述べ、「インドの繊維業界は非常に有望だ。国内消費が旺盛で輸出も盛んになると見込まれている。消費者の可処分所得も増加し、小売りのセクターも今後10年で伸びる見込みがある。有力外資系企業が参入している」と説明した。

同展についてはインドの最新、最良の服、アクセサリー、ホームファニッシングス製品が見られるとし、「同展は先進な出展社と合える展示会だ。国際貿易という点でも他の企業よりも一歩先をすすんでいる。品質、価格、納期、仕上りについても満足できるだろう」と述べた。

2011年に日本とインドの間で経済連携協定により、繊維品目に対する関税撤廃により繊維製品業界は恩恵を受けられる状態になっている状況を説明し、同条約を活かし、安価で才能のある労働力を活かしてほしいと述べた。

続いて石引氏から挨拶が行われた。

インドの繊維の歴史も古く、木綿の生産地としても有名である。

インドはバラエティに富んだ製品を提供できる。日印の企業間において、縫製技術・製造技術などの共有が行われている。こうした取り組みによって両国の経済発展の期待を述べた。

「多くの人にインドのデザインや製品を直接目で見て、手に触れることで、インドの繊維産業の魅力を発信する場として、また新たなビジネス展開の場として成果を上げることを祈念する」と語った。最後にソマルワル氏から挨拶が述べられた。同協会は業界、政府関連団体と協力し、高品質のサービスや製品を提供できる企業のみを選定したと説明。「今回展の参加者は海外ブランドに製品を提供し、優秀な実績を誇っている。いくつかは日本のブランドにも製品を供給している。この機会に自分の事業分野に関連するブースに立ち寄り、ウィン・ウィンの関係を得ることを期待している」と述べた。また、「当協会では日本企業がインド企業と事業を展開するにあたり、必要な支援をできるように準備していので、いつでも相談してほしい」と語った。

テープカットセレモニー。前列左からソマルワル氏、グプタ氏、チノイ氏、石引氏、日印国際産業振興協会理事長の能登康弘氏
テープカットセレモニー。前列左からソマルワル氏、グプタ氏、チノイ氏、石引氏、日印国際産業振興協会理事長の能登康弘氏

その後、出席者によってテープカットが行われ、オープニングセレモニーは終了した。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

インドトレンドフェア2016ウェブサイト

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