日進木工 創立70周年記念式典開催/「ものづくり10の心得」を発表

日進木工 創立70周年記念式典開催

日進木工(岐阜県高山市桐生町、北村斉社長)は10月21日、「創立70周年記念式典」をひだホテルプラザで盛大に開催した。

同式典は地元財界関係者、資材納入業者、新ショールーム建設関係者、金融機関等の来賓150人と社員を交えて行われた。

式典会場入口でお客様を迎える北村斉社長夫妻・北村卓也常務夫妻
式典会場入口でお客様を迎える北村斉社長夫妻・北村卓也常務夫妻

冒頭あいさつに立った北村斉社長は、同社の70年の歩みを次の通り、語った。

1946(昭和21)年高山市名田町において北村嘉兵衛(祖父)と北村繁(父)が2人でスコップや鎌の柄などを作る木工業を創業。その後、学校用の机や椅子を作り、1957(昭和32)年には東芝との契約生産で電気こたつの生産を始めた。

そして、1957(昭和32)年頃、現本社工場のある桐生町へ移転。

一方、輸出時代の流れに対応するため1964(昭和39)年ダイニングチェアの生産を開始。「当時は技術力がないため飛騨産業から企業秘密と言われる曲げ木の技術を教えて貰った」と北村社長は当時のエピソードを話す。

そして、今日までの長年の取引先に対して感謝を辞した。

来賓祝辞を述べる金子一義衆議院議員
来賓祝辞を述べる金子一義衆議院議員

次いで、金子一義衆議院議員が飛騨の家具の素晴らしさと職人が育つ産地としての風土を讃えた祝辞を述べ、その後、加藤知成氏(日本家具産業振興会会長)、村瀬幸雄氏(十六銀行頭取)の諸氏が祝辞を述べた。

なお、同社は、創業70年を機に本社ショールームをリニューアルオープンしたが、その建設に携わった飛騨建設(林誠社長)、真設計(小瀬真之介社長)、ゼロファーストデザイン(佐戸川清社長)の3社へ感謝状と記念品を贈呈し、感謝の意を表した。

式典最後に70年の軌跡と今後のビジョンをスクリーンで紹介し、北村卓也常務取締役が全社員一丸となって取り組む方針を発表した。

その骨子は「ものづくり10の心得」と称し、「喜び、向上心、思いやり、連携、目利き、責任、造形、循環、伝承、挑戦」を掲げ、「“飛騨の匠”の伝統と精神を受け継いできた私たちは、この革新の火を灯し続け、さらに進化させ新たな伝統を創造し、より良い製品を広く国内外に発信していく」と力強く決意を述べた。

最後に、昭和木材の高橋秀樹社長が、同社との長い取引において感じた北村社長の人柄と同社の社風を讃え、乾杯の音頭を取り、式典は祝宴に入った。

リニューアルした本社ショールーム(外観)
リニューアルした本社ショールーム(外観)

一方、同社の本社ショールームがこの創立70周年を機に9月7日、リニューアルオープンした。

従来の3階、4階にあったショールームを1階と2階に降し、全面リニューアルした。

本社ショールーム内部(1F)
本社ショールーム内部(1F)
本社ショールーム内部(2F)
本社ショールーム内部(2F)

面積は2フロア、延べ面積1000m²。駐車場側の壁面を大きなガラス張りにして自然採光も取り入れ、夜にはライティング効果で華やかなショールームになった。
また、ウッドデッキを設けたことで寛ぎとやすらぎが溢れたショールームとなり、観光地ならではの景観になった。ショールーム内部には、同社のシリーズ製品や新製品がコーディネート展示。また、カフェスペースが設けられ、照明効果も相まって「日進らしさ」を演出したショールームになった。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

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