ドイツの生産地の現状と事業 デュッセル北東に約17社でグループ形成(21/23)

ドイツの生産地の現状と事業

寝室+居間の住生活実現機能とコーディネート力で

ベッドのヘッドボードはカラーチェンジが出来る。照明機能も添付、雰囲気を作るのが目的だ。また6年前からボックススプリングに注力してきた。女性用靴の収納ボックスまである。出荷先は75%がドイツ国内、25%が輸出となっている。

ベッドルームに合わせて、収納をセットしたライフスタイルをセットで提案していた。その組み合わせが購入者の生活スタイルに合わせて選択できる。そういうシステムを実に入念に工夫して、分かり易く提示していた。

「システム+カラー+ユーザーのニーズ対応」がセールスマンの売り易さにつながるという。

収納機能を徹底開発
収納機能を徹底開発
寝室と居間を一体化方向に
寝室と居間を一体化方向に

一つのベッドルーム、リビングルームが、トータルをシステム化することによって多様化し、ユーザーへの訴求力を増す、という開発手法がドイツのメーカーに共通していた。収納の幅は160cmが平均的で、高い品質維持をメーカーの売り物にしている。扉の自動開閉で照明が点滅する仕組みだ。

「当社では寝室がリビングルームに兼用できる。生活者の家の中で収納のシステム全てがセット化されている」。(社長)睡眠+リビングライフはいまや欧米やアジアの住生活の主流と化し、加えて収納機能が重視されてきた。同社でもこうしたコーディネートのシリーズで、アッパーミドルの「スカイライン」を発表している。

余談になる。東京インテリア家具の利根川弘衞社長が「日本の住生活の収納機能の新開発と居住空間の活用。耐震など災害のための予防」を目的に「住まいと暮らしの研究所」を設立すべく取り組んだ。結論的には同社幕張店に場を移行して継続したが、現実には来年2月オープンの大阪店(仮称)内に住生活シーン化する。

続く 長島)

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こちらの連載記事は2016年10月5日号、15面より抜粋しました。

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