LIXILインテリア建材“ヴィンティア”を開発上市

LIXILインテリア建材“ヴィンティア”を開発上市

関家具「クラッシュゲート」でコラボ展示へ

住宅総合設備機器メーカーのLIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長、以下、リクシル)は2月2日、インテリア建材「VINTIA(ヴィンティア)」の販売を4月3日より開始すると発表した。

同シリーズは、ヴィンテージとフロンティアの単語をかけ合せた名称を冠し、ヴィンテージな風合いとリアルな質感、また機能性についても同時に追及することで、意匠性と高品質を両立させた新シリーズの建具建材となる。

塗装ではなくシートの貼り付けにより、色合いや外見をシンプルかつ経年変化が加味された印象に仕上げられた扉には、安全面や使用勝手において優位性のあるモール熱処理ガラスや握り玉ハンドルを採用し、引き戸にはブレーキ機能やストッパーを設けた。床材や集成カウンター、パネルにも複数種および複数色を設定し、選択の幅を拡げている。

ヴィンティア等の開発背景を説明する古島事業部長
ヴィンティア等の開発背景を説明する古島事業部長
ヴィンティアで構成された代官山の発表会場
ヴィンティアで構成された代官山の発表会場

住環境におけるこれまでの国内トレンドは、海外のインテリア潮流に左右されてきたといった要因があることから、同社は現在、ライフスタイルの一部として多様性を増し、国内需要の高まりを見せているインテリア建材市場に、同シリーズのラインナップを加えることで顧客満足度の向上とともに、新たな市場の拡大と顧客の取り込みにつなげる狙いがある。

また同社は新製品の開発にあたり、同社が立ち上げて運用しているインテリア実例共有SNSサイト「RoomClip(ルームクリップ)」上に、写真投稿をした一般消費者の自宅を訪問撮影するなど、エンドユーザーの志向する空間創出への知見の積み重ねにも余念がない。一般コンシューマーが求める製品を世に出すことで、住環境の快適化に寄与することを目指してきた。

住宅総合設備機器メーカーによる同社からの今次製品群のリリースにより、個人消費者には敷居の高かった現在のトレンドであるインダストリアルデザインの導入を、より身近な形で実現できる機会の創出となることから、同社の取り組みが市場においてどのような成果をもたらすか、業界内における注目度は高い。

同社リビングシステム事業本部インテリア事業部長の古島照生氏は「今次発表の新製品群を含め、当社が提案している住宅空間のトータルコーディネートにより、多様化する現在のライフスタイルに合うインテリア建材を、施主をはじめ、各販売店にもお選びいただけると確信している」と述べ、市場における同社のインテリア建材の展望を示した。

年間売上目標は、同社インテリア建材が内装建材全体の30%にあたる180億円規模を占めるなか、同シリーズはそのうち3%の5億円規模を見込んでいる。

ヴィンティアの施工例
ヴィンティアの施工例

また同日、総合家具卸商社の関家具(福岡県大川市、関文彦社長)が運営する販売企業のCRASH GATE(以下、クラッシュゲート)とリクシルによる、リテール面での協力を併せて発表し、それにともなうトークセッションを実施した。

席上にて、今後リクシルとクラッシュゲートが双方のショールームなどで、インダストリアルデザインの空間創出事例として来場者とイメージを共有できるよう、建材のヴィンティアとクラッシュゲートの家具を併設展示する旨を発表した。

今後、リクシルのショールームとクラッシュゲートの各店舗にて、同デザインシリーズのリテール面を強化する。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

リクシルウェブサイト
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