訪日外国人向けビジネスが集合・インバウンドビジネス総合展開催

訪日外国人向けビジネスが集合・インバウンドビジネス総合展開催

各社「おもてなし」を打ち出す

「インバウンドビジネス総合展2017」(日経新聞社主催)が2月1日から3日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。同展では、約60社の企業展示による文化・観光施設の設計デザイン・インフラ・各種サービスのほか、翻訳や多言語対応、ICT技術の活用、映像・コンテンツ・アプリ開発、訪日客誘致のための海外発信・WEBマーケティング、ハラール対応、インバウンド向け商品などを紹介した。

3日間で3万6,912人来場した
3日間で3万6,912人来場した

来場者数は、同時開催の「フランチャイズ・ショー2017」とあわせて、3日間で3万6,912人。インバウンド向け施策を積極的に行う自治体や観光地・商業施設・店舗、メーカーやインバウンド関連ビジネス事業者などが多く来場した。

多くの出展社中、来場者に注目されたのは、タカショー(和歌山県海南市、高岡伸夫社長)と豊裕物産(愛知県愛西市、横井社長)の2社。


タカショー、旅館関係者から引き合い多数

タカショーは、落ち着いた色合いのキメ細かな人工ランタンを使用したガーデン家具の「Tarina(タリナ)」シリーズや、天然の竹垣の魅力をボードとして再現した「(EVER BAMBOO(エバーバンブー)」シリーズなどを出展した。「タリナ」からは、ソファとコーヒーテーブルを出展。タリナはシンプルでありつつ、モダンなデザインが特徴。デザイン性だけでなく、落ち着いて利用できる最適な寸法を考慮した、機能性にも優れたガーデン家具だ。密に編み込まれた人口ランタンは洗練された印象を与え、落ち着いた色合いが庭に溶け込む。

「タリナ」シリーズのソファとコーヒーテーブル
「タリナ」シリーズのソファとコーヒーテーブル
エバーバンブー
エバーバンブー

エバーバンブーは、植栽を引き立てるシンプルな縦組みの竹垣や、大空間にアクセントを添えるデザイン性に優れた竹垣。多彩な空間で、それぞれに異なる「こんな演出がしたい」のリクエストに応えられるよう、ボード本体の表情や形状はもちろん、柱にまでこだわったラインナップが揃う。

加工、施工のしやすさを保ちながら、高品質で耐久性も高い。水掛かりによる腐食や、日射による退色が気になる場所でも、ASA系、ABS系樹脂なので、美しい初期状態を長く保つことができる。

同社景観建材営業部の横関史明氏は「足を運んでいただいた人の多くは旅館関係者。近々、デザインを決めなければならいといった悩みや、外国人向けに何をしていいか分からないといった相談が多い」と語る。


豊裕物産、礼拝にも対応する和室ユニット

豊裕物産株式会社は、「和室ユニット工の間『組み立て式和室礼拝ユニット』」を出展。同製品は、日本の伝統的な空間での礼拝体験ができる、訪日したムスリム旅行者が安心して滞在を楽しんでもらえるための和風礼拝ユニットだ。

和室ユニット工の間「組み立て式和室礼拝ユニット」
和室ユニット工の間「組み立て式和室礼拝ユニット」

組立・可動式和室を実現した同製品は、設置するだけでツーリストニーズを満たす礼拝室として利用でき、日本観光の利便とおもてなしイメージを高める。礼拝に必要な一式が揃うだけでなく、状況に応じて外接・内接タイプ、4.5畳・3畳ユニットや水場ユニット単体のバリエーションから最適な設置ができる。

また、各パーツの組み換えや連結などにより、礼拝室以外にも宿泊・文化交流施設として柔軟に利用でき、施設の運用効率を高めることに貢献する。

同社は、「同製品は販売から、まだ1年も経っていない。当社が提案する利用法以外にも、まだまだ可能性はある。例えば、震災時の仮設住宅などにも活用できるだろう」とアピールした。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

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