シギヤマ家具工業 東京事務所を海外拠点へ

総合家具メーカーへと

シギヤマ家具工業(福岡県筑後市、鴫山国廣社長)は、東京事務所を開設して2年が過ぎ、ここを海外進出の拠点として活用している。家具産地大川に隣接する筑後に本社があるが、ショールームは構えていない。製品発表の場は年4回の大川展示会が中心になり、ここでは家具・インテリアショップへ向けての商談が中心だ。
しかし、近年、主力の食器棚やボード製品の他にソファなどのリビング製品や特注品の企画・製造ができるようになり、商業施設やハウスメーカー、リノベーション業界などに販路が広がった。その商談の中心は東京の事務所で行う。

東京事務所兼ショールーム1
東京事務所兼ショールーム2

ショールームも併設しており約165㎡のスペースには主力製品である岩倉榮利氏デザインの「グリーン」や「シティー」シリーズが中心だ。製品を販売するのではなく、プロトタイプとして展示し、各顧客に合わせてこんな製品が作れると提案する。そのため、ソファやテーブルのほかにロッカーや靴箱なども展示されている。
「今は建設業の許可も取り、建物のインテリアをトータルで提案できる。」と木村副支社長は語る。つい最近も、インドネシアのサービスアパートのインテリアを同社が請け負うことが決まったという。東京事務所の開設当初は、数人で回していたが、今では20人ほどまで拡大した。中国を含むアジア全域の拠点に総合家具メーカーとして販路拡大に挑む。


この記事は紙面の一部を抜粋しています

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