
総合家具メーカーのルーム提案グループ内で提携推進
工場規模7000m²、生産主力はシステム家具で、高級品を狙わずミドルに価格設定する。3Cとは提携するが、ソファとキャビネットはコラボするものの経営は別だ。

ミドル市場に価格を抑える経営手法で、創業12年間で大躍進した。メイン工場の他、5つの工場を借りてトータルでは2万m²の規模になる。できれば4工場はひとつにまとめたいと考えている。
2013年に本社オフイスとショールームを建設した。オフイスは狭いが、ショールームは2700m²。展示製品はリビングボード、壁面ラック、デスク、書棚、チェストなど多様だ。カラーが15種類あり、ソリッドウッドとカラーの組み合わせで特徴を出す。ボード類は組み立て式で、顧客の要望でサイズが決められる。カラフルなものと、ホワイトのものが選択できる。
デザインはシンプルでガラスのケースなど、照明器具で華やかなムードを醸し、テレビボードなどもコーディネートできるリビングルームを構成した。クルミ材のクラシックスタイルのリビングルームも、ガラスを上手く活用していた。多くが各パーツを組み合わせたシステム家具で、素晴らしい機能は示しつつも価格を抑えている感じだ。
伸縮式テーブル、テレビ台などの素材はビーチ、オークその他のサンプルを置き顧客へ訴求をしていた。

また、クローゼットは壁の間にはめ込み式になっていた。玄関家具はミラー付きシューズボックスとオープンの衣装掛けをセットで展示。
(続く 長島)
—
こちらの連載記事は2016年4月25日号、15面より抜粋しました。
ホームリビング/寝装ジャーナル 購読に関するお問い合わせはこちらから