フリッツ・ハンセン 「Circular Program (サーキュラープログラム)」を6月よりスタート

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)」は、ユーザーが長年使用してきたチェアを回収し、再利用する「Circular Program (サーキュラープログラム)」を2024年6月1日から開始する。

本プログラムは、耐用年数を迎えたチェアや使用しなくなったチェアを対象に、メーカーが回収を行うことで廃棄処分を減らし、回収したチェアに新たな資源としての価値を与え、プロジェクトや企画などに再利用することで製品寿命を最大限に延ばすことができるプログラム。

チェアの再利用方法として 、2022年に瀬戸内海の本島で実施した「フリッツ・ハンセン島」の企画では、ビーチや道端、バス停などに、フリッツ・ハンセンの椅子と本島の石や丸太を組み合わせたチェアを点在させ、島の人々が実際に腰掛けて休憩できる展示を行った。自治体とも連携し、あらたな地方創生の形を家具ブランドの立場からも行った新しい取り組みとなる。

プログラムでは、ユーザーが対象となるチェアを返却すると、返却した製品と同モデルもしくは現行価格が同モデル以上の家具の購入に利用可能なバウチャーが付与される。バウチャーには本プログラム利用の返礼品として、レザーのコースターが同封される。コースターはフリッツ・ハンセンの家具の製造のプロセスで余った端材を使用しており、サーキュラープログラムに共感したレザー製品ブランドhueの協力により実現した。