デザイナーズ家具ブランド「coconordic(ココノルディック)」の日本法人、coconordic Japan(神奈川県横浜市、田洋社長)は2026年2月20日、青山ショールームを開設した。所在地は東京都港区南青山3-7-1 VORT表参道east 3階で、来場は予約制とする。ブランドはハワイ、オーストラリア、バーレーン、シンガポール、台湾などで拠点を広げており、日本でも本格展開に乗り出す。



日本での販売は、ホテルやマンションなどBtoB取引で実績を持つメガクリエイトが担う。coconordicは、視覚的な美しさだけでなく、使い続けることで価値が深まる「実用の美」をデザイン思想の中核に据える。創業の原点として、ココ・シャネルの美学に共鳴したことや、北欧での生活経験から得た自然主義への志向を挙げ、素材・構造・使い心地に意味を持たせる姿勢を打ち出した。



同社は家具単体にとどまらず、空間全体のトータルデザイン提案を強める。ソファ、ベッド、マットレス、テーブルなどの主力プロダクトに加え、モダン・ミニマルを軸に「ライン(線)」を第一のコンセプトとして、芸術性と機能性の両立を追求するとしている。ショールームも、家具を並べるだけではなく「家」にまつわる美を共有し、体験価値として提示する場と位置付ける。




運営面では、自社工場を持ち、設計から研究開発、製造までを一貫して行う体制を特徴に掲げる。素材は多層構造の無垢合板(E0等級以上)や北米FASグレードのウォールナット・アッシュ材、イタリア製天然大理石、本革などを採用し、金物は独・墺・伊製の高級部材を用いるとして耐久性と美観の両立を訴求した。ソファやベッド、テーブルセット、サイドボードなどを中心に、サイズや素材、仕様のフルオーダーにも可能な限り対応し、1点からの注文も受ける。OEM製造の実績がある点も示し、設計事務所や空間デザイン会社の個別案件に応える。




