エムール(東京都立川市、高橋幸司社長)は、くつろぎ姿勢の自由度を高めた「NERU-SOFA」シリーズの新作ラグジュアリーソファ『BEGONI(ベゴーニ)』を2025年9月3日に発売した。リビングの主役としての意匠性を保ちながら、「座る」から「横になる」までの体勢を一台で成立させる設計を前面に打ち出す。
最大の特徴は、座面の奥行きを使用者の体格やシーンに合わせて調整できる“スイングバックレスト”だ。背もたれを前後スライドさせる機構を採用し、来客時は浅め、家族でのリラックスタイムは深めといった具合に、胡坐や脚伸ばしにも対応する奥行きを即座に作り出す。操作は背面のループや前方引き戻しで直感的に行える。さらに両側アームには可動ギアを組み込み、4段階の角度調整が可能。肘置きとしての支持に加え、倒して“まくら代わり”にできるため、首・肩への負担を抑えた仮眠姿勢を取りやすい。

クッション材には高密度ウレタンを用い、体圧分散と復元性を両立。下層にS字スプリングを配してしなやかな反発と耐久性を付与した。耐荷重は約300kgとし、大柄なユーザーや複数人の同時着座でも安定感を確保する。張地はふんわりとしたバスケット織で、落ち着いたグレー/グリーンの2色展開。繊細なスチール脚と直線基調のシルエットで、ボリュームのある可動機構を感じさせない軽快な佇まいにまとめた。座り心地は“程よく硬め”の設定で姿勢保持を優先。長時間でも腰が落ちにくく、在宅ワークから映画鑑賞、昼寝まで幅広い滞在行為を支える。
サイズは約幅250×奥行110〜122×高さ99cm、重量約67.5kg。価格は14万円(税込)。組立は大人2人で約45分(脚・背もたれ取り付け)。同社は「寝る・座る・たたむ」に専門性を持つブランドとして、マットレス的快適性とソファの造作美の“いいとこ取り”を狙う。可動背・可動肘の二軸で奥行きと姿勢を“体に合わせる”思想は、標準体格に最適化されがちな従来の固定型ソファに対する明確な差別化要素となり、リビングの“長時間滞在価値”を底上げする提案だ。販売は公式オンラインを中心に展開し、同社は「リビングに、至福のひとときを」というシリーズメッセージの下、上質な休息行為を支える“NERU-SOFA”のライン強化を進める。



