関家具(福岡県大川市、春田秀樹社長)は2025年9月17日、コンシューマー業界に特化した世界最大級のプライベートエクイティファーム、L キャタルトンとの戦略的資本提携に合意したと発表した。今回の提携により、関家具は現経営陣と密接に連携し、実店舗の拡充、EC(電子商取引)における顧客体験の向上、BtoB領域での顧客基盤拡大、および物流機能の強化などを通じて、企業価値を一段と押し上げる。
L キャタルトンは、世界的にコンシューマー業界への投資実績を持ち、総額約380億ドルを運用する複数のプラットフォームを有している。過去300件を超える投資案件を手がけ、投資先企業に対して深い業界知見と運営ノウハウを提供することで知られており、関家具との協業により、同社の中長期的な成長支援を行う。
今回の提携にあたり、関家具創業者で現・代表取締役会長の関文彦氏は、新たに同社の名誉会長兼名誉創業者に就任する。春田秀樹氏は関家具および関家具カーゴ、関家具本店の三社の代表取締役社長を引き続き務める。
本提携により、実店舗ネットワークのさらなる拡張により、地方需要・体験型購買の促進を図ること、ECプラットフォームの使い勝手改良およびオンライン購買の利便性向上、BtoBでの販路拡大によって法人需要の取り込み、物流の最適化によるコスト削減と納期改善が期待されるとしている。
清水俊孝氏(L キャタルトン パートナー)は、「関家具は激変する市場環境にもかかわらず堅調な成長を続けており、多角化戦略と製品・顧客ポートフォリオの拡大に成功している」と評価。今後は同社と緊密に連携し、差別化された価値の創出を目指すと述べている。






