デザインストアのLIVING MOTIF(東京・六本木)は、スウェーデンの家具ブランドMASSPRODUCTIONS(マスプロダクションズ)」による特別インスタレーション「MASSPRODUCTIONS – DESIGN FOR THE REAL WORLD –」を、2025年10月24日(金)〜11月4日(火)に実施する。空間構成とキュレーションはFLOOATの吉田裕美佳氏が担当。会場はLIVING MOTIF 1階、営業時間は11:00〜19:00(10月31日〈金〉は棚卸のため休業)。
MASSPRODUCTIONSは、家具コンサルタントとしての経験を持つマグヌス・エレベック氏とクリス・マーティン氏が2009年に設立。企画・製造・販売・マーケティングまでサプライチェーン全体を自ら統括する“デザイナー主導型”の体制を敷き、プロダクトの明快な造形と生産合理性を両立させてきた。受賞歴に加え、スウェーデン国立美術館のパーマネントコレクションにも収蔵されるなど、北欧発のコンテンポラリーな家具ブランドとして着実に評価を高めている。
今回の見どころは、2025年2月のStockholm Design Weekで発表された最新作「ASTRO CLUB CHAIR」。惑星の軌道から着想したスチールチューブのリングフレームが座と背を支え、フォームの使用量を抑えながら包まれ感と軽やかさを両立する。価格は41万8,000円〜、サイズはW695×D685×H725(SD530 / SH450)。デザイナーのマーティンは「たっぷりしたコンフォートを保ちつつ、見た目も座り心地ももっと軽快に——その答えがエレガントなチューブフレームだった」と語る。
定番コレクションも充実する。2012年発表のベストセラー「CROWN」は、4枚の成形パネルと頑丈なスチールジョイントで背をアーム上に浮かせたように見せる構造が特徴。アームチェア36万3,000円〜(W581×D564×H829 / SD430 / SH450)、イージーチェア40万4,800円〜(W688×D664×H759 / SD480 / SH375)、キャスター仕様などの派生型も展開する。
2015年の「DANDY」は、優雅な曲線で空間に回遊性を生み、向かい合う会話を促すラウンジシリーズ。アームチェア73万7,000円〜(W965×D800×H720 / SD540 / SH415)、2シーター118万8,000円〜(W1890×D885×H720 / SD540 / SH415)、オットマン86万9,000円〜(W1657×D730×H395)をラインアップし、最大4シーターまでオーダー可能だ。
HIKE
国内ではホテルやオフィスの共用部でも採用が進む一方、住宅における“居心地のいい軽やかさ”の需要増を追い風に、リビング・ダイニングのミニマル化と相性の良いプロダクトとしての浸透も期待される。LIVING MOTIFは、会期中にプロダクトの特徴や価格・仕様の案内に加え、空間提案の視点からレイアウトや張地選定の相談にも応じる体制を整えるという。