松創(広島県府中市、松岡正典社長)は2025年10月14日、同社のクラフトマンシップと日本文化を映像で紹介するYouTubeチャンネル「WAXURY JAPAN(ワクシュリー・ジャパン)」を開設したと発表した。創業1855年から桐箪笥や漆家具を原点に、伝統工芸と現代デザインを融合させた高級家具を展開しており、動画による国際発信でブランド認知の拡大とブランディングの強化、ならびにGINZA松創への来場導線の確保を図る。
チャンネル名「WAXURY」は“和(WA)”と“LUXURY”を組み合わせた造語。同社は「日本には文化を象徴するラグジュアリー家具ブランドが存在しないのではないか」という問題意識を起点に、日本文化そのものをラグジュアリーと捉え、職人をアーティストとして紹介する場として同チャンネルを立ち上げた。初回の撮影舞台は広島本社ショールームで、職人の手仕事が生む迫力、漆の光沢、木材の奥行きといった質感を映像で可視化し、写真や文章では伝えきれない価値の体感を促す。
初回コンテンツは2024年10月3日に公開済みで、タイトルは「商品総額8億円!松創のショールームに潜入|$5M+ Luxury Japanese Furniture Showroom at MATSUSO」。8代目代表の松岡氏が案内役を務め、本社ショールームのコレクションを紹介する。次回予告として、漆職人として40年間創作を続ける内藤氏に密着した「40年でもまだ若手?松創の漆職人に密着|40 Years a ‘Young’ Artisan – Life of a MATSUSO Lacquerware Craftsman」を予定している。