三栄コーポレーション(東京都台東区、水越雅己社長)は、折りたたみ式ラウンジチェアブランド「foxx chair®(フォックスチェア)」のラインアップを拡充し、新作のLounge Chair/Lounge Table/Side Tableに加え、屋外でも使える“Deck”シリーズを投入した。
2023年の「Red Dot Design Award」「iF DESIGN AWARD」受賞モデルを核に、“自宅のどこでも持ち運べる本格的なくつろぎ”を掲げ、BtoCに加えて小売・宿泊施設向けの展開を強める。2026年2月開催の国際ホテル・レストランショー(東京ビッグサイト)にも出展予定で、ブランドECの刷新とともに「サードプレイス」提案を前面に打ち出す。


核となるラウンジチェアは、ブランド名の由来でもあるダブルX(XX)構造を採用。一般的なX型折りたたみ椅子のようにシートのテンションへ依存せず、フレーム側で開閉を制御するため生地への負荷が少なく、掛け心地と耐久性を両立する。重量は約9.5kg、折りたたみ時幅は約265mm。オークの太フレームと厚手レザーで、リビングの主役にもなる質感を確保しつつ、移動・収納時も“見せる”造形を保つ。価格はLounge Chair(ナチュラル/ブラック)各9万9,000円(税込)。


新たに加わったLounge Table/Side Tableは、クロス脚を内側に折り、天板を左右に分割して畳む独自構造で、アルミダイキャスト製ハンドルを本体に一体化。引き出してそのまま片手で持ち運べる運用性を訴求する。重量は約7.5kg、折りたたみ時幅は約120mm。展開時・収納時ともに構造美を前面に出し、“見せる収納”として空間に置きっぱなしでも絵になる点を強調する。価格はLounge Table(ナチュラル/ブラック)各6万6,000円、Side Table(同)各5万5,000円(いずれも税込)。



屋外対応の“Deck”シリーズは、フレームにチーク材、張り地に撥水加工ポリエステルを採用。室内からバルコニー、テラスまで自然に馴染む意匠とし、耐水性・耐久性を確保した。価格はLounge Chair Deck 6万8,200円、Lounge Table Deck 6万6,000円、Side Table Deck 5万5,000円(すべて税込)。住空間向けの軽快な移動性を維持しながら、屋外での読書・カフェ・ワークまで利用シーンを広げる。