カリモク家具(愛知県東浦町、加藤正俊社長)は2026年1月15日、国産広葉樹の小径木を活用するブランド「Karimoku New Standard(KNS)」で、アシックスとの協業によるコラボレーション家具を2026年1月17日から販売開始すると発表した。販売はカリモク家具公式オンラインショップを起点に、全国のKNS取扱店でも順次展開する。
今回の協業では、デッドストックやサンプル品など未使用のまま廃棄予定となったアシックス製シューズをクッションの原材料に活用する。展開モデルは「Castor Lobby Sofa」と「Polar Lounge Chair」の2系統で、シューズを分解・粉砕して分別したフォーム材(EVA)を家具用クッション素材として再生する設計とした。シューズ「NEOCURVE」で用いられている技術を応用したとして、資源循環の観点からサーキュラーエコノミーの可能性を提示する。
クッション構造は、フォーム材(EVA)のチップを混合した綿と、フォーム材を固めた厚さ3ミリのシートを組み合わせたハイブリッド構造を採用した。適度な柔らかさと反発力、耐久性の両立を狙い、家具製造で培ったノウハウを基にフォーム材の混合比率とシート厚を調整したとしている。混合綿の層をシートで覆う二層構造により、沈み込みを抑えた安定感のある座り心地と、長期使用で型崩れしにくい特性を打ち出し、PC作業など集中力が求められるシーンを想定した。
製品にはアシックスとKNSの両ブランドロゴを刺繍した特別タグを配し、協業の証として位置付ける。価格は「Castor Lobby Sofa」が1人掛け246,400円から306,900円、2人掛け394,900円から497,200円、3人掛け539,000円から694,100円。「Polar Lounge Chair L」が206,800円から302,500円で、サイドテーブル付きは221,100円から316,800円。「Polar Lounge Chair S」は143,000円から216,700円で、肘付きは172,700円から246,400円とした。いずれも税込価格。
発売に合わせ、東京・西麻布のKARIMOKU RESEARCH CENTERでは特別モデルの展示を実施する。会場は2階「THE MATERIALS LAB」で、2026年1月17日から2月14日まで開催する。デンマークのテキスタイルメーカーKvadratのニット張地「Arda」を用い、KNSのクリエイティブディレクターDavid Glättliがトレイル、ストリート、テニスコートをイメージした3種を選定した。営業時間は12時から18時で、休館日は日曜としている。





