カリモク家具(愛知県東浦町、加藤正俊社長)が2025年1月11日(土)~3月28日(金)までの間、KARIMOKU RESEARCH CENTER(東京都港区西麻布2丁目24-2)において、企画展「INTRODUCTION OF THE EXHIBITION『Survey 01 : NEW TRADITION』」を開催している。
同企画展では、KARIMOKU RESEARCH CENTER の1階および地下のスペースを使った2つの催しを実施している。1階の1F「THE ARCHIVE」では「KARI KARI MOKU MOKU WAKA WAKA」と題した企画展示を行っている。
米国のロサンゼルスを拠点に活動するWAKA WAKAが、和家具や日本の家庭用家具に古くから用いられてきたシルエットや意匠に新たな価値を見出したうえで、カリモク家具が長年積み上げてきた歴史および技術を活かしたデザインの19点のアイテムが広がる。
地下階「THE STUDY」では、「Karimoku Re:issue by Lichen」を実施。米国のニューヨークを拠点とするデザインスタジオ「Lichen」との新たなプロジェクトとして、かつてのカリモク家具の人気ソファに独自の解釈を加え生まれ変わらせたソファの展示を行っている。
1980年代のカリモク家具のカタログなども配しながら、未来に向けた「新しい伝統」を紹介している。
なお、今回の企画展で発表されたアイテムは、年内を目途に製品化を予定しているという。新たなプロジェクトの進捗に注目が集まる。