タカノ(長野県宮田村、鷹野雅央社長)は2026年4月、ラグジュアリーホテルや商業施設、建築設計事務所向けに屋外空間を総合提案する「コントラクト・エクステリア」事業の特設サイトを公開し、サービスの本格提供を始めた。オーニングや大型パラソルで培ってきた技術と、欧州品質のアウトドア家具を組み合わせ、設計から施工まで一気通貫で支援する。
近年は、リゾートホテルやカフェ、レストラン、商業施設で、ルーフトップやプールサイド、中庭などの屋外空間を上質な体験価値の場として活用する動きが広がっている。タカノはこうした需要を背景に、これまで「オーニングのタカノ」として積み上げてきた納入実績とノウハウを生かし、屋外家具を含めた空間全体の提案へ領域を広げる。
提案の柱となるのは、自社製の業務用オーニングや大型パラソルに加え、イタリアFIM社のインポートパラソル、屋外ソファやダイニングセットなどのガーデンファニチャー、暖房機器まで含めた製品群だ。過酷な屋外環境に耐える耐久性と、施設価値を高める意匠性の両立を打ち出し、ホテルや飲食・商業施設の高付加価値化を後押しする。
空間提案では、立地や施設コンセプトに応じて、ホワイト基調のラウンジ、海辺のダイニング、プールサイドラウンジなど、多様なシーンを想定したスタイリングを提示する。単なる家具販売ではなく、屋外空間の使い方そのものを設計する視点を前面に出した。
支援体制は、ヒアリングによる基本構想の共有、空間分析を踏まえた製品選定とレイアウト提案、見積もりと納期提示、専門チームによる施工・設置までの4段階で構成する。設計事務所やデベロッパー、施設運営者の構想を具体化するため、プロ向けの伴走型サービスとして展開する考えだ。