石巻工房(宮城県石巻市、芦沢 啓治・千葉 隆博代表)は、インテリア ライフスタイル2025で初披露したアウトドア用ソファを、拡張・体系化した新シリーズ「KOBO SOFA LOUNGE SERIES」として展開。2025年10月17日(金)から、Karimoku Commons Tokyo(港区西麻布2-22-5)屋上で一般公開を開始する。公開時間は12時〜18時。
同シリーズは、東日本大震災後に石巻の高校生と製作し、野外映画祭の会場で“人が集い、会話を生む場”として機能した「ISHINOMAKI BENCH」の精神を継承。従来の屋外ソファ単体提案から一歩進め、ソファとテーブルを自由に組み合わせられるモジュラー・システムとして再構築した。屋外での過ごし方や人数、レイアウトの変化に応じて、くつろぎとコミュニケーションの密度を柔軟にコントロールできる点が要諦だ。
展示では、石巻工房が海外各地のパートナーと進める「Made in Local」プログラムも併催。バリ島のCushCush Galleryによる、伝統的なジョグロハウス等からリサイクルしたチーク材を用いた家具を紹介し、地域資源の循環とクラフトの継承を可視化する。被災地発のDIY精神を源に、屋外コミュニティの居場所をデザインしてきた同工房の姿勢を、素材選定や生産背景まで含めて体感できる内容となっている。
住宅のベランダや共用屋上、ホテルのテラス、公共空間のラウンジ化など、屋外を“第2のリビング”に拡張する潮流は加速している。石巻工房は今回のモジュール化で、設置スペースや運用人数、用途の変化に応じた導入のしやすさを担保。小規模な住環境から商業・ホスピタリティ施設まで、横断的な適用を見込む。屋外で人をつなぐ“座り方”の設計を、 シンプルな構造と実装容易なディテールで提示することで、プロジェクト現場での採用拡大を狙う。
■展示概要
「KOBO SOFA LOUNGE SERIES」常設展示
会場:Karimoku Commons Tokyo 屋上(東京都港区西麻布2-22-5)
一般公開:2025年10月17日(金)〜 12:00–18:00


