ローランド(静岡県浜松市、三木純一社長)は、カリモク家具(愛知県東浦町、加藤正俊社長)と共同開発した家具仕上げのデジタルピアノ新モデル「KIYOLA(きよら)KF-20」を2025年11月27日に発売する。2015年登場のKIYOLAシリーズを10年ぶりに全面刷新。天然木のキャビネットに最上位クラスの音源・鍵盤・ペダル機構を搭載し、住空間に溶け込む意匠と演奏性能を両立させた。




新モデルはオーク材の素地感を生かした「ピュアオーク」、白の透明感を残す「シアーホワイト」、新色「セラドングリーン」、深い木目の「ウォールナット」の4色展開。キャビネットはカリモクの職人が国内で製作し、浜松・都田工場で組み上げる“MADE IN JAPAN”の体制を貫く。細身の脚と柔らかな曲線で圧迫感を抑え、リビングやダイニングへ置き替えしやすいプロポーションにまとめた。




周辺装備も家具品質を徹底した。カリモクの「座り心地研究」に基づく専用ベンチは、高密度ウレタンで体圧を分散し、浅掛けから深掛けまで姿勢変化に追従。長時間演奏でも腰・骨盤の負担を抑える設計とした。外形寸法は蓋閉時で幅1,396×奥行382×高さ783mm(蓋開910mm)、本体質量34.0kg。付属品はACアダプター、電源コード、スタビライザー、ヘッドホンフック、専用ペダル、専用高さ固定椅子。価格はオープン。






