【ニュースリリース】関家具 ユニット式ソファ「オフト」発売 “布団のくつろぎ”を座り心地に

関家具(福岡県大川市、春田秀樹社長)は、同社デザインチーム「CRUSH CRASH PROJECT」が手がけるユニット式ソファ「オフト」シリーズを10月31日から順次、全国の取扱店および直営のCRASH GATE、関家具ショールーム、公式オンラインストアで販売開始する。ラインアップは2.5人掛け、1人掛け、シェーズ、コーナー、スツールに専用ヘッドレストを加えた計6アイテムで、価格帯は税込3万8,500円~13万2,000円。

同シリーズは“敷布団の心地よさ”を座り心地に置き換える設計思想が特徴。座面はフェザーをたっぷり充填しつつ、下層に高密度ウレタンを重ねる二層構造で、柔らかさと支えの両立を図った。奥行はあぐらでもくつろげるゆとりを確保し、背クッション+ミニクッションの二重構成で体圧を広く受け止める。座面高はシリーズ共通で約430mmとし、床座・ローテーブル環境からホテルロビーまでシーンを跨いで使える“中庸域”に設定した。

意匠は肘を排したボックスシルエットを基調に、落ち着いたグレイッシュの2トーン張地でまとめ、空間の主張を抑えながら量感を演出。業務用途を見据え、座面下にはへたりに強い高密度ウレタンとウェービングベルトを採用し、ロビーや休憩室など高頻度使用でも形状を保ちやすい躯体とした。張地には撥水・防汚の「イージークリーン」機能を備えたGRACE生地(リサイクルペット由来)を採用し、メンテナンス性と環境配慮の両立を図っている。

ユニット構成は単体の1人掛け・2.5人掛けに加え、シェーズの追加でカウチ化、コーナーの追加でL字/コの字のラウンジ構成、スツールの介在で出入りや動線を柔軟化できる。横方向への連結制限が実質的にないため、ホテルや商業施設の広域レイアウトにも段階的に対応可能。専用ヘッドレストを加えることで、長時間の視聴・読書など頭部支持が必要な姿勢にも拡張できる。

主な寸法と価格は、2.5人掛け=W1800×D1000×H830mm/13万2,000円、1人掛け=W980×D1000×H830mm/7万7,000円、シェーズ=W980×D1500×H830mm/9万9,000円、コーナー=W980×D980×H830mm/8万2,500円、スツール=W1010×D560×H430mm/3万8,500円、ヘッドレスト=W900×D130×H650mm/1万3,200円(すべて税込)。内部構造はウレタンフォーム、フェザー、シリコン、ウェービングベルトの積層とし、住宅からコントラクトまでの座り心地要件に応える。