鹿田産業(福岡県広川町、鹿田和正代表)は、廃棄されるココナッツ殻をアップサイクルしたサステナブル内装材「ココモザイクタイル」を軸にした展示商談会「新製品展示商談会2026」を、2026年3月18日〜19日の2日間、本社併設の「鹿田室礼ショールーム」で開催する。同ショールームは世界的建築家・隈研吾氏がデザインを手がけた空間で、同社は天然素材のテクスチャを生かした提案拠点として位置づける。
新素材は、インドネシアで大量に廃棄されるココナッツ殻に着目し、職人の手仕事で幾何学的かつ立体的なモザイク意匠へと再生した内装用タイルである。天然素材ならではの表情と温かみを持たせながら、ホテル・レストランなどで求められる安全性にも配慮し、天然素材のモザイクタイルとして日本初となる防炎製品認定を取得した点を訴求する。デザインパターンは全8種とし、アクセントウォールのほか造作家具、建具など幅広い用途を見込む。
同社は創業110年の節目に合わせ、循環型経済(サーキュラーエコノミー)を掲げた材料開発を前面に出す。竹やすだれ、ラタンといった天然素材を扱ってきた「鹿田室礼」ブランドの延長線上で、原料調達から製品化までのストーリーを明確にし、コントラクト市場での採用拡大を狙う構えだ。2月17日から東京ビッグサイトで開催された国際ホテル・レストラン・ショーで初披露したが、九州エリアでの展示会開催は今回が初という。
会場では、ココモザイクタイルの造作例を中心に、隈研吾氏デザインのラタン家具「KKシリーズ」全モデルや、竹すだれ生地、ラタン編み生地などの素材群も併せて提示し、「次世代ホテル空間」を想定した素材提案を強める。あわせて、未知の素材を接着施工するノウハウを公開する施工実演会を、両日とも11時と14時の2回(各回30分程度)実施する。予約優先制で、開催時間は9時30分〜18時。




