浜本工芸(広島市南区、浜本洋平社長)は、無垢材を用いた新シリーズ「Putila(プティラ)」を2026年3月14日から発売する。販売は浜本工芸オンラインストア限定とし、流通を簡素化することで国産家具の品質を維持しながら手に取りやすい価格帯を狙う。全国の浜本工芸ショールームでは展示を行うが、販売はオンラインに絞る。

Putilaは、無垢材の質感と静かな存在感を軸に据えたダイニング家具シリーズだ。住環境の変化で「長く使える家具」や自然素材の価値が見直される一方、流通構造の複雑化が価格と品質の両立を難しくしているという認識を示し、同社が1948年の創業以来守ってきた国内自社工場での一貫生産体制を背景に、新シリーズを立ち上げた。無垢材の国産家具をより誠実な価格で届けることを目的に、EC限定の販売モデルを採用した。

シリーズ名はフィンランド語の「puu(木)」と「tila(空間)」を掛け合わせた造語とし、木と空間が自然に調和する家具を目指したという。意匠は装飾を抑え、継ぎ目を感じさせない一体感のあるフォルムで木そのものの表情を際立たせる設計とする。経年で深まる無垢材の魅力を日常の中で味わうことを狙う。

ラインアップはチェアとテーブルを中核にする。Putila Chairは税込3万8500円。背あたりのやさしさと快適な座り心地を訴求し、軽やかに暮らしへ馴染む椅子として位置付けた。Putila Tableは税込8万2500円から17万7100円で、サイズと色で価格が変動する。無垢の質感を生かし、暮らしの中心として使い続ける前提のテーブルとした。

限定仕様として、Putila Chairは800脚、Putila Tableは200台に真鍮製の特注ロゴプレートを付ける。


