【ニュースリリース】良品計画 法人向け「生地張替サービス」開始 他社製チェア・ソファにも対応し廃棄削減へ

良品計画(東京都文京区、清水智社長)は2026年3月12日、オフィスやラウンジで使用されるチェア、ソファの生地を張り替える【法人限定】生地張替サービスの受注を開始した。無印良品の「法人向け空間商材」の一環として、既存家具を生かしながら空間の印象を刷新できる選択肢として提供する。

背景にあるのは、オフィス移転や増床、レイアウト変更に伴う家具廃棄の増加だ。同社は2022年から法人向けの空間デザイン受注を本格化し、2022年2月から2025年8月までに100件超のプロジェクトを手がけてきた。案件の現場では、既存のチェアやソファに対する愛着や「まだ使えるものを捨てたくない」という声が多いとして、買い替え一辺倒ではない運用改善の手段として張替サービスを用意した。

サービスの特長は、無印良品製品に限定せず他社製の家具にも対応する点だ。ワーキングチェアやスタッキングチェア、応接室向けソファなど、オフィス内で使用頻度の高い家具を対象に、移転のような大規模更新だけでなく段階的投資にも適用しやすい設計とした。生地を替えることで外観と触感を更新し、アップサイクルとして長期使用につなげる。

あわせて、対象の無印良品チェアやソファを新規購入する際には、購入時の生地変更にも対応する。企業のコーポレートカラーを反映したい、エリアごとにカラーでゾーニングしたいといった要望を想定し、空間づくりの自由度を広げる。張地は全24種類を用意し、落ち着いた色味と織りが特長の「生地A」、スエード調の質感をうたう「生地B(MYSTIC)」、表情豊かな織りの「生地B(CAMILA)」などをそろえる。

同社は関連施策として、2026年5月中旬頃を目途に「ライブオフィス・良品計画飯田橋ファーストタワー」を稼働させる。約1,100㎡の本社オフィスの一角を活用し、受付から会議室、執務、ラウンジまでを備えた“商品体験型ショールーム”として構成する。無印良品の内装材やオフィス家具、什器、防災用品、事務用品までを導入し、法人向けに完全予約制で提案する計画だ。