
カリモク家具(愛知県東浦町、加藤正俊社長)が、座面が回転する木製チェア「CAP Chair」の受注を開始する。
「CAP Chair」は、トラフ建築設計事務所がデザインを手掛けた。2018年に小石川で開催された「architects meets Karimoku」でプロトタイプを発表し、その後構造・デザイン改良を経て、この秋完成に至った。

「CAP Chair」は木製チェアだが、椅子本体に回転機構を備えていることが特徴。着座時に椅子を引くことなく座ることが可能で、ホームユースのみならずワークスペースなどの公共の場にもフィットする。背板がキャップ(帽子)のツバの様な形で、脚部と座面下をオーク材のナチュラルな色に仕上げた。これにより、名称でもあるキャップの形が浮かび上がる様にデザインしている。背板や椅子の座面より上部の塗装色と座面のファブリック色の組み合わせを、ファッションとしてキャップを選ぶ様にセレクトが可能で、自分だけの「CAP Chair」をカスタマイズすることができる。
なお「CAP Chair」は、東京・西麻布に2024年10月26日(土)にオープンしたカリモク家具の新施設「KARIMOKU RESEARCH CENTER」 において、全カラーバリエーションを展示。色合いや回転椅子の機構を実際に確認することができる。通常のカラーバリエーションに加え、特殊な塗装を施した特注モデルも展示する。