【HCJ2025 ピックアップ事前特集(1)】昭和西川 形状記憶リネン「タンブドライ」、羽毛リフォームなど、課題解決提案を前面に

昭和西川(東京都中央区、齊藤淨一社長)は、100年羽毛、20年ムアツ、50年ムートン、羽毛ふとんリフォーム、TumbDry®(タンブドライ)、 CHĒRE SOIE(シェール・ソワ)などの各ブランドを出品予定。
TumbDry®(タンブドライ)は、リネン工場の減少に着目して開発した製品。少数の受け入れが厳しく、コスト上昇も起きている課題を解決する形状記憶リネンとして、2024年8月に発売以降、離島などの宿泊施設10軒超に300枚を超える数を納品し高評価を得ている。
羽毛リフォームについては、2024年4月に国内最大加工規模の羽毛リフォーム工場を新設し、今まで以上に環境負荷を減らし「廃棄」を「再利用」にシフトする点にフォーカスした。廃棄量を大幅に減らし、リフォームを行うことで、ごみとして焼却する際に発生するCO₂の排出を抑えている。限りある資源を大切に使うというスタイルについて、一般消費者のみならず宿泊施設関係者へも訴求を図る。