柏木工の「ANIMAS（アニマス）サイドチェアADC01」がRed Dot Award 2025のプロダクトデザイン部門を受賞 ►

柏木工 (岐阜県高山市、関ひろみ社長)の「ANIMAS(アニマス) サイドチェア ADC01」が、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター（Design Zentrum Nordrhein Westfalen）が主催する国際的なデザイン賞「Red Dot Award 2025（レッド・ドット・デザイン賞2025）」プロダクトデザイン部門を受賞した。

試作から木彫に没頭し、木の神秘性やダイナミズムを表現する、精巧なアームチェアに仕上げた。量産にあたり、彫刻的な造形を効率的に生産するため、5軸のNC加工機で曲木を切削。家具づくりの知見を活かし、高度な接合技術で仕上げている。

【2024 飛騨の家具フェスティバル　出展社ピックアップ(2)】柏木工　自然の表情や迫力をダイレクトに伝える「ANIMAS（アニマス）」を公開

Red Dot Awardは1955年から開催されている世界最大級の国際的に権威あるデザイン賞。「プロダクトデザイン」、「ブランド&コミュニケーションデザイン」、「デザインコンセプト」の3部門に分かれている。プロダクトデザイン部門は、様々な専門分野から集まった約40名の世界的な専門家により、革新性、人間工学、機能性、耐久性、外観品質、環境適合性、共感度など9つの基準で審査される。

【企画担当からのコメント（敬称略）】インハウスデザイン/露木健太、阿部亮佑、二村茂樹、角田良平
「気が遠くなる程の木の一生。私達が出来る最高の表現で、新しい価値が生まれると信じています。受賞をスタート地点として、KASHIWAブランドの成長に繋げてゆきます。」企画開発課露木健太

「私達の持てる技術、先人たちの積み上げた知恵に背中を押され、妥協なきものづくりに挑みました。ANIMASは技術者としての覚悟を込めた一作です。」技術課阿部亮佑