マルニ木工 「MARUNI COLLECTION 2025」の 国内展を大阪、東京で開催

マルニ木工(広島市佐伯区、山中洋社長)は、今年4月のミラノサローネでも発表した、深澤直人氏の「HIROSHIMA」モジュールソファや新作ラウンジチェア、ジャスパー・モリソン氏による「T&O」タスクチェアやワークデスク、セシリエ・マンツ氏のスクリーン「MAKU」などを、同社maruni osakaおよびmaruni tokyoで発表する。

展示会概要
/// MARUNI COLLECTION 2025 NAOTO FUKASAWA / JASPER MORRISON / CECILIE MANZ ///

maruni osaka
会期:2025 年5 月9 日(金)・12 日(月)・13 日(火)10:00 – 18:00
住所:大阪府大阪市中央区淡路町4-2-13 アーバンネット御堂筋ビル 1F Tel. 06-4967-1377

maruni tokyo
会期:2025 年5 月20 日(火)- 21 日(水)10:00 – 18:00
住所:東京都中央区東日本橋3-6-13  Tel. 03-3667-4021


NEW PRODUCTS

  • Design by Naoto Fukasawa
左:HIROSHIMA Angled Sofa(モジュールタイプ)・Angled Open Shelf 右:MEGURO Lounge Chair

HIROSHIMA Angled Sofa ( モジュールタイプ)
HIROSHIMA ソファのモジュールシステムに新たなアイテムが加わった。コーナータイプやシェーズロングに加え、鈍角に曲がったレイアウトが可能になり、空間に新鮮な変化を与え、少し曲がったモジュールが加わることで、対話や姿勢も和らぎ、包んでくれる心地を与える。

HIROSHIMA Angled Open Shelf
鈍角のモジュールと組み合わせるオープンシェルフは空間に新鮮な彩りとユニークな場を生み出す。気に入ったオブジェのコレクション、トレーに置かれた水差しやグラス、読みかけの本。ソファで過ごす時間に彩りを与える。

MEGURO Lounge Chair / Ottoman
やわらかでおおらかな背や座、手で撫でたくなるようなアームの有機的なかたちで、手作り感の味わいを量産できる技術に変換して出来上がったクラシカルモダンな「私の椅子」となるような逸品のラウンジチェアとオットマンのセット。


  • Design by Jasper Morrison
左:T&O T1 Task Chair 右:Lightwood Sofa

T&O T1 Task Chair / T&O Desk / T&O Office Table
2016年に誕生し、数々のファミリーが追加されてきた「T&O」に、ワークスペースで求められる実用性の高いタスクチェア、デスク、オフィステーブルが加わった。木のぬくもりと機能性をかねそなえたタスクチェアは、ワークスペースだけではなく、様々な空間で使うことができる。

また、コンパクトで軽やかなサイズが特徴でオフィスだけでなく暮らしにも馴染む「T&O」 デスクの他、今回、新たにオフィステーブルが追加される。オフィステーブルは、親しみのあるタイポロジーは残しながらも、脚の形状をより実用的なフォルムにリデザイン。ジャスパー氏のロンドンのスタジオで使用しているシステムを改良したシンプルなメッシュバスケットを追加するなどシンプルかつ機能的なオフィステーブルとなる。
* T&O Desk、T&O Office Table は、参考出品

Lightwood Sofa
2024年プロトタイプとして発表した「Lightwood」のソファが販売スタート。「Lightwood」シリーズの共通言語である軽やかな木のフレーム使いとソフトなクッション性を有するソファは、背面の姿も美しく日々の暮らしを豊かにしてくれる。さらに、モジュール式の木のフレームは簡単に分解ができ、輸送する際もコンパクトに無駄なエネルギーを消費することがなく環境にも配慮したつくりに。


  • Design by Cecilie Manz
左:MAKU Folding Screen 右:SHOTO Bar Stool

MAKU Folding Screen
安らぎや静けさを生み出し、空間を仕切って境界を定義することのできるスクリーン。使い方に特別な説明を必要としない普遍的な形式を持ち、広げるだけで空間に及ぼす効果を体感できる。このスクリーンには、視線を遮る木製と布張りの仕様と、日本の伝統的な障子や北ヨーロッパの建築ディテールを思わせる、透け感のある和紙仕様がある。また日本の伝統技法に倣い和紙で作られた蝶番のディテールは、動かすと魔法のようにパタパタと回転していく昔ながらのおもちゃから着想を得ている。
* MAKU は、2025 年秋の販売予定

SHOTO Bar Table + Stool
2024年に発表された「SHOTO」シリーズに、ハイテーブルとスツールが加わった。無垢材を使用したテーブル天板は、天板面を際立たせる縁の緩やかな窪みが特徴。スツールの座面も同様に接ぎ合わせた無垢材から削り出されているが、快適な座り心地を実現するため、縁を柔らかく仕上げている。高さは2種類、無垢のアッシュ材など4つの樹種から選ぶことができ、温かみのあるグレーのスチールフレームが、他の「SHOTO」コレクションと調和する。