アダル 大阪支店を体験型ショールームに

アダル(福岡市博多区、武野龍社長)が大阪支店を移転し、2025年5月に「ADAL CREATIVE PLACE OSAKA」として開設した。実際に家具を「使いながら検討できる」体験型の拠点として、空間のあり方やコミュニケーションのプロセスそのものが“見える”新しい場“を提案する。

2022年にオープンした福岡・東京に続き、大阪支店が「ADAL CREATIVE PLACE」として新たに生まれ変わった。家具の展示だけでなく、社員が実際に働く姿や来訪者とのコミュニケーションのプロセスが「見える」体験型オフィスとして開設。製品の魅力をリアルに体感できる空間となった。

新拠点のコンセプトは「THE SHOW(みてってや)」とし、人が使い、会話し、働く“プロセス”そのものが空間の一部として設計。空間を背景としてではなく、対話や発想の“触媒”として捉えた。設置された家具はアダルの自社製品で、本棚などの特注家具も自社工場で製造した。床材や仕上げ材も複数パターンを組み合わせ、施設導入後の具体的なイメージづくりをサポートする。