アルフレックスジャパン カーサミア河口湖をリニューアル

アルフレックスジャパン(東京都渋谷区、保科卓社長) は、ライフスタイル体感施設「カーサミア河口湖」を2025年6月16日(月)にリニューアルオープンした。一般ユーザーの見学予約受付も同日に開始した。

今回のリニューアルでは、築38年を経た建築の味わいを残しながら、 現代のライフスタイルや多様化する家族のかたちに寄り添い、内装や間取りをアップデートした。


施設概要

■名称 カーサミア河口湖
■所在地 山梨県南都留郡鳴沢村7251
■TEL 0555-85-3411
■問い合わせ 受付時間:10:00~14:00
■定休日 土曜・日曜・祝日


◆ MODEL A : Sunlight House

時間帯ごとに気持ちのいい自然光が建物に入るよう、間取りや角度が計算しつくされた住宅。ペールグリーンのタイルが周囲の自然と溶け込む外観は、白いアルミサッシがアクセント。料理が趣味の40代夫婦と子ども1人のファミリーを想定した住まい。

1Fはドアのないオープンな間取りが特徴。食を中心にコミュニケーションが生まれる空間を想定し、キッチンとダイニングエリアを大幅にリフォーム。2Fには、ファミリースペースや子ども部屋、書斎と夫婦の寝室があり、一緒に過ごしたり、各々の好きなことをしたり、その時々の気分に合わせて自由に過ごすことが可能。

明るく開放感のあるリビング。テレビを置かず、大きな窓から見える四季折々の眺めを情景として楽しむ空間。

◆ MODEL B : Heritage House

ヨーロッパに見られる典型的なスクエア型住宅で、家の中心にある階段室を囲むように各部屋を配置。仕事と子育てを終え、第二のライフステージを迎えた60代夫婦の2人暮らしを想定した住まい。

アルフレックス取り扱いのイタリアの総合家具ブランドMolteni&CのVMDチームによる完全監修のもと、経年変化により味わいを増した建具や壁仕上げを活かしながら、インテリアはイタリアンモダンのスタイルにアップデート。ジオ・ポンティの復刻作品のアームチェアをはじめ、“Heritage”をテーマに、名だたるデザイナーが手掛けたMolteni&Cの家具を多く採用。1Fは社交スペース、2Fはプライベート空間になっています。2Fには景色を眺めながらくつろげるラウンジも備えている。

キッチンでは、夫婦2人で料理をしながら話したり、ソファダイニングで食事をとることができる。コンパクトながら、天然石など上質なマテリアルを多用した贅沢な空間。
ゲストをもてなすダイニングは、ブロンズ色の輝きを放つオーバルテーブルに曲線フォルムのチェアをあわせた、重厚さと優美さのあるしつらえ
居室のようにくつろげるウォーク・イン・クローゼット。中央のシェーズロングは洋服を広げてコーディネートを組む場所としても使用可能。
広々とした主寝室にある書斎スペース。

◆ MODEL C : Terraced House

2棟がつながったテラスハウスは、棟ごとに〈CHIC〉と〈POP〉と雰囲気の異なる設えに。〈CHIC〉は50代夫婦と子供2人のファミリーを想定したウィークエンドハウス。

A棟〈CHIC〉

A棟〈CHIC〉の室内は、古い民芸品やモダンアート、世界各国のエッセンスを取り入れたミックススタイル。キッチンリフォームを実施し、家族が一緒に料理を作り、食事を楽しみ、片付けまでをスムーズに行える一体型のダイニングキッチンが魅力。使い込むほど愛着の湧くキッチンには、経年変化を味わえるレザー編みのチェアをセレクト。

B棟〈POP〉

B棟〈POP〉室内は、元の間取りを変えることなく、家具と小物の入れ替えのみで暮らしをアップデート。自然光が心地よいラウンジスペースは、軽食をとったり本を眺めたりして過ごせる。ダイニングはテラッツォのテーブルに張り地ちがいのチェアを合わせた、どこかノスタルジックな空間。2Fには、家具とアートの色彩が調和したインテリアが魅力の、ゲスト用の宿泊部屋も用意。


◆ Satellite

ソファづくりの工程やサステナブルな取り組みを展示解説するショーケース。

サテライト棟は、カーサミア河口湖ならではの滞在体験を深め、日常を離れたくつろぎの時間へといざなう場所です。 入り口を抜けると多彩な作家の作品をセレクトしたアートコレクションがゲストを迎える「Welcome Gallery」やソファづくりの工程やサステナブルな取り組みを展示解説する「Showcase」。

内と外をつなぐアウトドアリビングには屋外用ヒーターを完備し、季節ごとの過ごし方をご提案。階段からガーデンへと降りることが可能。

ガーデン

このたびのリニューアルでは、かつてテニスコートがあった場所にガーデンが新たに誕生した。サテライト棟の1Fに面したテラスでは、Molteni&Cのアウトドア家具が配され、空を見上げながらゆったりとくつろぐひとときを過ごせる。

撮影スタジオ

サテライト棟2階には約195㎡の撮影用スタジオも新設した。自社カタログの撮影、多様なインテリアコーディネート提案や、アルフレックスが考える「心豊かな暮らし」を表現するビジュアル制作の場として活用する。