アダル(福岡市博多区、武野龍社長)は、イタリアのミラノで毎年開催される世界最大規模の家具見本市である、Salone del Mobile.Milano/ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)に初出展し、“い草”を使ったサステナブルブランド「Look into Nature」を展開する。今年のミラノサローネは2024年4月16日から4月21日までロー・フィエラミラノ (Fiera Milano, Rho) で開催、3年ぶりの新作発表も予定している。
ミラノサローネは、世界3大家具見本市の中でも最大規模であり、デザイナー、建築家、バイヤーなど30万人以上が集う国際的なイベント。毎年世界中から約1500のブランドが出展するが、日本企業の出展は0.4%ほどで、加えて同社のように新規ブランドの単独出展は非常に高いハードルだった。
アダルは2019年から、ミラノサローネと同時期に市街地で行われる「フオーリサローネ」に「Look into Nature」を継続して出展し、このたびミラノサローネの初舞台を踏むこととなった。なおミラノサローネでは、「SAKYU chair and table by Michael Geldmacher」および「BOKU sofa designed by STONE DESIGNS」の2つのコレクションを出品予定。