ニトリ(札幌市北区、似鳥昭雄会長兼社長)は、同社の電動ベッド「NSシリーズ」に高さ調整まで行える3モータータイプを追加し、2025年10月24日からニトリネットおよび全国の店舗で販売を開始した。背上げ・脚上げのみだった従来仕様にベッド全体の昇降を加えたことで、立ち座りのしやすさや介助性を高め、リラックス用途からセミ介護までを一台でカバーする構成とした。10月31日~2026年1月5日までは期間限定価格も設定する。
新モデルはNS001~NS004の4タイプ展開で、ヘッドボードの仕様を段階的に拡張。もっともシンプルな薄型フラットの「NS001」、棚・USB・コンセントを備えた「NS002」、さらにサイド収納を加えた「NS003」、収納に加えてLED照明も備える「NS004」をそろえた。いずれもライトブラウン・ミドルブラウン・グレーウォッシュの3色が選べ、ヘッドボード4種と合わせると24通りのコーディネートが可能となる。
価格はNS001のシングルが通常129,900円(非課税、期間限定119,900円)、NS004のシングルが通常144,990円(非課税、期間限定134,900円)。セミダブルは各モデルとも税込価格で用意し、期間中は1万円前後の値下げ幅を設けた。昇降・背上げ・脚上げを個別に操作できるため、読書時の背中の起こし、就寝前の脚のリセット、起き上がり時の高さ合わせなど、日常の細かな姿勢調整に対応できる点を訴求している。
周辺アイテムとして、共通で使える電動ベッド用ガード(6,600円)、より高く柵をとれるハイタイプ(9,900円)も同時案内した。電動ベッドを“介護専用品”ではなく“暮らしを楽にするベッド”として位置づける同社の方向性に沿った商品で、テレビCMも11月3日から放映している。





