【ニュースリリース】サンゲツ 施設向け床材見本帳「2025-2027 S FLOOR」発刊 高機能防滑シート拡充と壁紙コラボ床材、リサイクル巾木で環境・安全需要を取り込み

サンゲツ(愛知県名古屋市、近藤康正社長)は、各種施設向け床材見本帳「2025-2027 S FLOOR(エスフロア)」を2025年12月11日に発刊する。意匠性と機能性を両立させた新商品を拡充するとともに、高機能防滑シートや壁紙とのコーディネートを前提とした床材、壁紙リサイクル材を用いた巾木など、環境配慮と安全性の両面に対応したラインアップとした。収録点数は510点で、このうち新商品は32.5%を占める。

新見本帳の目玉の一つが、非住宅向け不燃壁紙見本帳「FAITH(フェイス)」に収録されている人気コレクション「Naturescape(ネイチャースケープ)」との連携だ。自然の色彩を取り入れた同シリーズは、2023年度グッドデザイン賞を受賞したカラーコレクションであり、今回、ストロングシリーズから「ストロング Naturescape」として床材を新たに商品化。壁紙と床材の色調をそろえやすくすることで、設計・デザイン段階でのトータルコーディネート提案をしやすくし、統一感のある空間づくりを支援する。

安全性に配慮した防滑シートの強化も大きな柱となる。工場や倉庫、商業施設の厨房など、水や油で滑りやすい環境では防滑シートへの需要が高く、同社はラインアップを従来の23点から44点へと大幅に拡充した。滑りにくさの指標となるC.S.R値に基づいて、独自の防滑ランク(A+、Aなど)を設定し、用途や求められる安全レベルに応じた商品選択をしやすくしている。これにより、床材によるスリップ事故防止や利用者の安心・安全の確保を後押しする。

環境対応では、壁紙リサイクル材を使用した低環境負荷商品「Re巾木(リハバキ)」を新開発した。壁紙の生産端材から抽出した塩ビペレットを材料の一部に用いることで、廃棄物削減と資源の有効活用を図る。高さ30mmのミニマルなデザインとし、さまざまな空間で使いやすい巾木として提案する。床材と合わせ、内装全体で環境負荷低減を意識した仕様とすることで、環境配慮型施設や再生可能エネルギー活用施設などからの引き合いも見込む。

このほか、新見本帳では、Naturescapeシリーズとコーディネートしやすい床材群に加え、防滑性に優れた床材「ニューセーフティ」や、C.S.R値に応じて滑りにくさを分類した各種防滑シートを収録。医療・福祉施設、教育施設、商業施設、物流倉庫、食品関連施設など、多様化する非住宅分野のニーズを想定した構成とした。意匠性・機能性・環境性能を組み合わせることで、設計・施工の現場での床材選定の自由度を高めるねらいがある。

「2025-2027 S FLOOR」は、2025年12月11日からデジタルカタログも公開される予定で、オンライン上での品番確認やコーディネート検討にも対応する。床材市場では、バリアフリーや安全性、環境配慮といった要件が一段と強まるなか、サンゲツは見本帳の更新を通じて、非住宅分野の設計者・デザイナー・施工会社に向けて、施設用途ごとの細かな要望に応える内装ソリューションを打ち出す。