カッシーナ・イクスシー(東京都港区、代表取締役社長・アレッシオ・ジャコメル)は2026年3月19日から、Kiton銀座店(東京都中央区)で、KitonとCassinaの協業によるリミテッドエディションの展示を開始する。対象は、ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンによる名作を現代的に再解釈した「3 FAUTEUIL GRAND CONFORT, GRAND MODÈLE, DURABLE」の特別仕様で、期間は4月20日まで。
同モデルは、Cassinaが同コレクションの復刻60周年を迎えた節目にあわせ、ミラノデザインウィーク2025で披露された限定企画の一環である。張地には、Kitonがイタリア・ビエッラのウール工場で製作したカシミアを用い、自然なベルベットのような手触りをうたう。意匠面ではブルーとバーガンディのバイカラーを採用し、外側と内側の配色を反転させた2仕様を用意、各色1台の限定。光沢のあるブルーのチューブ型メタルフレームを組み合わせ、モダンムーブメントの象徴的造形に、服飾由来の素材感を重ねた。
設計思想の参照点として、1928年にル・コルビュジエとジャンヌレが設計したパリ近郊の邸宅「ヴィラ・チャーチ」のモデルを挙げる。ペリアンも交え、家具・空間・使い手の関係を高める色彩の組み合わせを研究したプロジェクトの文脈を、限定品のカラーリングへ接続した格好だ。加えて、クッション中綿と座面にリサイクルポリエステル繊維を用い、フォーム素材にはバイオ由来ポリウレタンを一部採用するなど、素材選定でもサステナビリティを織り込む。コントラクト市場で環境配慮が調達要件化する流れを見据え、クラシックの再編集に「責任ある素材」を結び付けた点が特徴となる。






