タンスのゲン(福岡県大川市、橋爪裕和代表)は2026年3月13日、線径2.3mmの極太ポケットコイルを採用した「スーパーハード ポケットコイルマットレス」を発売した。従来のポケットコイルに強いイメージがある「フィット感」よりも支持性を前に出し、沈み込み過多で寝返りが打ちにくい、標準的な硬さでは腰がつらいといった不満を持つ層の取り込みを狙う。
同社は、体格の良い人や畳で寝るような硬めの支持を好む層にとって、一般的なポケットコイルは必ずしも合わない場合があると捉えた。独立した点支持というポケットコイルの利点は残しつつ、圧倒的な反発力で「沈み込まない」寝心地を追求したのが今回の位置付けだ。最大の特徴は線径2.3mmの極太コイルで、一般的な1.9~2.0mm前後を上回る仕様とする。腰回りの沈み込みを抑え、背骨のS字カーブを保ちやすい寝姿勢へ寄せる狙いだ。
中材の線材にはJIS規格の「SWRH72B C種」を採用したとして、強度、粘り強さ、引張強さによる反発力と耐久性を訴求する。硬さを前面に出しながらも、コイルが独立して動くため、ボンネルのように面で一律に硬いのではなく、身体の凹凸に合わせて点でフィットし、体圧分散を図る設計。

厚みは25cmの極厚仕様で、一体型と三つ折りの2タイプを用意した。コイル高は22cmとし、ストロークを確保して底付き感を抑えるという。上層には複数のクッション層を設け、硬さ一辺倒ではなく触感の快適性も担保する。衛生面では竹炭配合ウレタンを採用し、寝汗などによるニオイの抑制を狙う。一体型は竹炭ウレタン3cm、三つ折りは1.5cmと厚みを変えた。側面は360度メッシュ仕様で通気を促し、湿気がこもりやすいポケットコイルの弱点を補う設計とした。


品質面ではエコテックス認証生地の使用と、ISO9001認定工場での生産を掲げる。タイプ別では、一体型を「境目のないフラットな面で全身を均一に支える」用途として、寝心地の安定感を優先する層へ向ける。サイズはセミシングルからクイーンまでで、セミシングルとクイーンは一体型のみとする。三つ折りは厚み25cmを維持しながら折りたたみ収納と移動を可能にし、立てかけて陰干しできる点を利便性として挙げ、来客用や部屋を広く使いたい層へ提案する。サイズはシングルからダブルまでで、カラーはブラックとホワイトの2色とした。






