【ジャパンインテリア総合展2026 ピックアップ事前特集(5)】カツデン スチール家具を出展

スチール階段などを手がけるカツデン(東京都台東区、坂田清茂社長)は、大川家具展示会に初出展し、スチール製家具ブランド「hylē(ヒュレー)」を披露する。同社はこれまで家具店での展開はなく、同展で新規取引先の開拓を狙う。

ヒュレーは、金属の厚みや曲げ、溶接といった金属製品ならではの構造そのものをデザインとして昇華している点が特徴だ。フレームから座面までオールスチールで構成し、クッションに頼らず身体を支える安定した座り心地を実現した。適度な重量により椅子が動きにくく、空間の中で自然と定位置を保つ点も特長とする。

開発においてはプロダクト単体ではなく空間との関係性を重視。オフィスやギャラリー、住宅など多様なシーンで過度に主張せず、空間の質を高める存在を目指した。エッジの美しさと使用感を両立させる精緻な研磨に加え、独自の表面処理を施している。販促面でも素材や加工背景、日本の金属加工技術の価値を訴求し、長く使われる製品として提案する。