【ジャパンインテリア総合展2024 ピックアップ事前特集(1)】シギヤマ家具工業 日本の伝統工芸の「組子」を組み合わせたリビングダイニングのトータル家具「優雅」や、新シリーズ「SAYA」を発表

シギヤマ家具工業(福岡県筑後市、鴫山国廣社長)は、ジャパンインテリア総合展2024で大川産業会館へ出展。新たなシリーズとして、上品でありたい女性為の、リビングダイニングのトータル家具の新シリーズ「SAYA」の発表を予定している。

今回の新商品となる「SAYA」は、天然杢のウォールナット、ホワイトオーク材を使用。アクセントにLEDの関節照明を取り入れ、より上品で高級なイメージを演出したハイグレードの新シリーズ。

また、前回の新春展で発表した新ブランドで日本の伝統工芸の「組子」を組み合わせたリビングダイニングのトータル家具「優雅」も出品する。同じコンセプトの「雅」シリーズにも新たにアイテムを追加し、再度出展する予定だ。組子は、細かい木片を組み合わせて幾何学的な文様を作る日本の伝統技法。日本の伝統工芸を感じる、ハイグレードの家具を訴求する。

同社では、日々変化する消費者ニーズに沿った新商品の開発、機能性、新素材の研究開発を日頃から重点事項として作業に当たっている。その中でも、近年の資材や輸送費の高騰、円安などは、海外家具生産メーカーとしては非常に厳しい環境だ。しかし、ハイクオリティ&ロープライスは販売において非常に重要な項目であり、今後も日本感覚の高品質と無駄なコストを抑え、ベトナム生産を活かしたハイクオリティ&ロープライスの新商品の開発に取り組むとしている。また、一般の家具専門店ルートに限らず、コントラクト家具やネット販売の開拓にも、積極的に進めていきたいと同社。