セイアローズ(東京都三鷹市、中野光之代表)は、ソファの新製品「ISLET(アイレット)」を2026年4月15日に発売した。単体でも存在感を持ち、複数を組み合わせることで空間全体の景観を形づくる設計とし、住宅用途に加え、ホテルやラウンジ、レストランなどコントラクト分野への提案を進める。
ISLETは、壁際に寄せるのではなく、空間の中央に置くことを前提に開発したソファだ。背面まで意匠性を持たせた点が特徴で、ひとつの家具でありながら独立した存在感を持たせた。配置によって人の動線を自然に整え、場の役割を明確にすることを狙う。大空間ではゾーニングの核となる役割も想定している。
構造面ではモジュールシステムを採用し、ラウンジチェアとしての単体使用から、大型ソファとしての展開まで対応する。コーナーテーブルと組み合わせることでL字型レイアウトも可能とし、空間条件に応じた柔軟な構成を可能にした。単体でも連続配置でも調和するデザインで、施設空間における多様なレイアウト需要を見込む。
背面の仕上げにも特徴を持たせた。クッションを支える背裏には本革を用い、自然のシボを生かしたセミアニリン仕上げとした。フレームにはアッシュ材を採用し、革のやわらかな質感と木部の力強さを対比させている。背面は曲面構成とし、光の当たり方によって革と木の輪郭が緩やかに変化する表情を持たせた。
座り心地では、背と座のクッションにフェザーを使い、包み込むようなやわらかさと適度な反発力の両立を図った。長時間使用時の快適性にも配慮し、カバーリング仕様とすることでメンテナンス性も高めた。住宅だけでなく、宿泊施設や飲食施設などでの継続使用も視野に入れる。
製品は、ソファが幅850ミリ、奥行900ミリ、座面高380ミリ、高さ740ミリで、価格は22万7000円から(税抜き)。テーブルは幅890ミリ、奥行890ミリ、高さ640ミリで、価格は15万2000円(税抜き)。デザインはいずれもmatoが手掛けた。





