トーヨーキッチンスタイル(名古屋市名東区、清本英嗣社長)は、イタリア・ミラノ発のインテリアブランド「qeeboo(キーブー)」の国内ラインアップを大幅に拡充し、2026年4月15日に200種類以上の製品を発売した。家具、照明、アウトドア用品まで一挙に投入し、個性的なデザインを求める市場への提案を強める。
qeebooは、ステファノ・ジョバンノーニ氏が2016年にミラノで設立したデザインブランドだ。大胆な造形と遊び心を備えた家具や照明、インテリア雑貨を展開しており、空間に強い個性を持たせるブランドとして知られる。2026年に設立10周年を迎える節目に合わせ、日本市場での品ぞろえを広げる。

今回拡充したラインアップの中では、屋外用途を意識した「Nami Collection」が主力の一つとなる。日本語の「波」に着想を得たシリーズで、ソファやローテーブル、カーペットなどをそろえる。再生可能ポリエチレンや再生可能ポリプロピレンを採用し、排水構造や退色しにくい着色手法も取り入れた。アウトドア市場で、意匠性と環境配慮の両立を打ち出す。
ユーモアを前面に出した製品群も拡充した。サメの頭部をモチーフにした「Killer Umbrella Stand」は、傘立てとしての機能に加え、空間のアクセントとなる造形を特徴とする。カメをかたどった「Turtle Carry Collection」は、コーヒーテーブルやプランター、ジュエリーツリーなど多用途で展開し、実用品とオブジェ性を組み合わせた。メキシコのカラベラを題材にした「Mexico Collection」は、スツールやサイドテーブル、プランター兼シャンパンクーラーとして使える構成で、LED仕様も用意した。

一方で、彫刻的な存在感を持つ家具もそろえた。ステファノ・ジョバンノーニ氏による「Wing Armchair」は、2002年のデザインプロジェクトを復刻した製品で、翼のように左右へ広がるフォルムが特徴だ。肘掛け部分は可動し、シェーズロングとアームチェアの両方の使い方に対応する。ヴェネツィア出身のアーティスト、マルコ・オジャン氏によるコレクションでは、プフやカーペット、フラワーベースなど7カテゴリーを展開し、原色と幾何学形状を組み合わせた作風を前面に出した。





