立川ブラインド工業(東京都港区、池崎久也社長)は、 「ホームタコス用HEMSアダプタ」を2023年5月11日より発売開始した。窓まわりの電動製品「スマートインテリアシェード ホームタコス」において、昨今需要が高まっているHEMS(Home Energy Management System)に順次対応する。
日本では、住宅の省エネルギーや創エネルギーが重要な課題の一つとなっており、新築住宅を中心にZEH化(net Zero Energy House:使うエネルギーと創るエネルギーをバランスして、エネルギーの年間消費量を実質ゼロ以下にする家)が急速に進み、合わせてHEMSも普及した。昨今では冷蔵庫やドアの施錠などをはじめとした家電や建材など、接続可能な製品が増加し、HEMSはエネルギー管理だけでなくライフスタイル充実のためのツールの一つとなっている。
そのような中で、窓まわり製品もHEMS対応へのニーズの高まりを受けている。同社は窓まわりの電動製品「スマートインテリアシェード ホームタコス」を、HEMS機器での操作を可能にする「ホームタコス用HEMSアダプタ」を発売。エコーネットライト(HEMS機器各社共通の通信規格)の信号を、「ホームタコス用HEMSアダプタ」を使用して同社の製品を制御する信号へ変換することで、「スマートインテリアシェード ホームタコス」をHEMS機器に接続可能となる。これにより、他の家電とまとめて一斉に操作できるほか、外出先からスマートフォンで操作可能、タイマー機能を使えば起床・就寝時間に合わせて自動で製品を開け閉め可能となる。