イバタインテリア(岐阜県飛騨市、井端大介社長)の新作の目玉は、Ritz(リッツ)シリーズに加わった新たなチェアだ。
自動車シートメーカーと岐阜県生活技術研究所(岐阜県高山市)の共同研究で開発された「スポッとⓇクッション」を採用している。
このクッションは、様々な腎部形状データをもとに、不快感の除去や性別差・体格差を緩和するためのテストを繰り返しながら製作された、人間工学にもとづいたクッションだ。
長時間座っても疲れにくい形状で、身体の負担を軽減。体圧分散に優れている。座る際にはお尻がすっぽりとはまる位置が決まるため、前滑りや骨盤の後傾を防ぐことができるなど、様々なシーンで腰の負担を軽減するアイテムだ。
座面は通常使用時は奥行520㎜だが、490㎜にもずらすことで、座り心地も調整することができる。
このほか、素朴な質感が空間に彩りを与える「falsetto(ファルセット)」シリーズもリリース。2023年12月ごろ納品予定の新シリーズだ。