かねたや家具店(千葉市美浜区)は、これまで同社の株式を100%保有し管理・運営していたジャフコグループ(東京都港区、三好啓介社長)のファンド(ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合:ジャフコ)が保有していた全株式を、かねたや家具店現経営陣である四谷正明氏が発行済全株式を保有する㈱かねたや(千葉県千葉市、四谷正明代表)へ譲渡したと発表した。
ジャフコは、2015年12月にかねたや家具店のさらなる事業発展を目的として資本参加。以来約8年間に渡り、戦略的パートナーとして成長戦略を支援してきた。資本参加以後、催事販売の強化、オペレーションの効率化、マーケティングの見直しおよび管理体制の強化等に取り組んできた。
2024年にかねたや家具店が創業70周年を迎えるにあたり、更なる持続的な成長のためには、かねたや家具店の強みである販売力を強化しつつ、オペレーションの成熟度を高め企業変革を加速させていくことが必要であり、これまで積み上げた経験やノウハウを活かしていくことが重要であるとの判断から、現経営陣によるマネジメントバイアウトを通じて現経営陣が主体的に経営に関与していくことが最善との結論に至り、今回の株式譲渡へ至った。
なお、かねたや家具店は2024年3月29日に株主総会および取締役会を開催。新役員を選出した。以下、新役員一覧。(敬称略)
代表取締役社長 四谷正明 (新任)
常務取締役 板倉正也 (新任)
取締役 岡﨑耕児 (新任)
監査役 田井貴彦 (新任)