シキファニチア(福岡県朝倉市)は、大川夏の彩展2024で新作のダイニングチェアの展示を予定している。今年は、同社の得意とするハーフアームチェア(6月12日時点名称未定)とパソコンデスク、コートハンガーを中心に出品。いずれもレッドオーク材でつくられた、温かみのある色合いに仕上がっている。
同社はこれまでも同型のチェアを製作してきたが、肘掛がありながらコンパクトなデザインのハーフアームチェアの需要を積極的に取り込むべく、ラインナップを強化する形だ。新商品は従来に比べて肘掛けにボリュームを持たせ、よりゆったり肘を乗せられるデザインにするという。座面はファブリックとし、幅は500ミリを確保。デザイン性に優れ、リラックスできる椅子がまた一つ同社のラインナップに加わる。
なお、朝倉市の同社本社ショールームは、さながらダイニングチェア専門店といった風情で、静かな空間に木製のチェアが縦に横にと立ち並ぶ。裏手には工場があり、展示会期間中は見学も可能。