エース物産 ドイツ「COR(コア)」ブランドをメイン展示のショールーム「FLACE NOOK(フレイス ヌーク)」を東京・九段にオープン ドイツのラグジュアリーブランドが一堂に

家具の輸入・製造・販売を行うエース物産(東京都千代田区、宮田武彦社長)が、ドイツのラグジュアリー家具ブランド「COR(コア)」をメインに展示したショールーム「FLACE NOOK(フレイス ヌーク)」を2024年6月24日(月)に東京・九段にオープンした。

エース物産は2013年に家具事業部を設立し、海外ブランドの家具輸入や自社ブランド「フレイス」の製品開発を手掛けてきた。2014年から17年まで、千代田区九段南の自社ビル7階に商品展示スペースを構えていたが、2017年に新橋に移転、145坪の面積をもつショールームを構えた。その後コロナ禍等を経て、2020年に再びエース九段ビルに戻ってきたという経緯をもつ。

再移転後はオフィスショールームのような形で製品などを展示していたが、この度1階を完全にショールームとして運用。ドイツのCORブランドを中心に展示することとなった。なお、自社ビル5階も今後改装し、自社開発自社企画デザインの国産品ブランド「フレイス」を中心とした展示を行う予定だという。

1階を「COR」ブランド中心の展示としたことは、同ブランドの認知拡大を推進するのが主な理由だと、同社の髙久健一取締役は話す。エース物産は建築設計事務所などのコントラクト案件をこれまでも数多く受注しており、そのような案件で「COR」ブランドも数多く導入してきた。

しかしながら昨今の市場として、高額商品の引き合いがあるのは住宅であることから、COR本社からの要望も踏まえ、改めて住宅むけの提案に力を入れるため、実際に製品を身近に体感可能なショールームをオープンするに至った。高価格帯の商品などを取り扱うハウスメーカーなどへの販路を広げていきながら、「COR」をはじめとするドイツ家具ブランド製品などの認知をさらに拡大させていく。

店舗名にも組み入れられている「NOOK(ヌーク)」は、「隠れ家」「こぢんまりとした居心地の良い場所」といった意味合いをもつ。ショールームコンセプトは「Made in Germany」として、COR社製品をメイン展示として据えながら、同社が代理店を務めているTHONET(トーネット)、interlubke(インターリュプケ)といったドイツのラグジュアリー家具ブランドでコーディネートしている。

髙久取締役は「ドイツの丁寧なものづくりの精神が表れている数々のプロダクトが、FLACE NOOKには揃っています。CORのソファCONSETAシリーズは、1㎝単位でのセミオーダーも可能であり、まさにドイツの職人のものづくり精神が表れている製品といえるでしょう。上質な空間づくりに寄与するこれらの製品を、是非体感していただきたいと思います」と語った。

(佐藤敬広)

◇店舗概要
施設名:「FLACE NOOK(フレイス ヌーク)」
開店日:2024年6月24日(月)
所在地:東京都千代田区九段南2-2-1 エース九段ビル1F
アクセス:東京メトロ東西線・半蔵門線 都営新宿線「九段下」駅、Exit2より徒歩6分
営業時間: 平日 10:00~17:30(最終受付17:00) *予約制
定休日:土日祝